こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
現在ヒルトンのタイムシェアであるHilton Grand Vacations(HGVC)をリセールで購入しようと申し込みをしています。
→ヒルトンのタイムシェア・HGVCをリセールで購入することに決めました!
6月中旬に売買契約書を送付してから1ヶ月半。
ヒルトンが優先買取権を行使するかしないか心配だったので、先日リセール業者さんに問い合わせてみたところ、無事転売許可が降りたそうです。
ということで、ヒルトンの買取権行使を免れて無事購入できることになりました!
→タイムシェアをリセールで購入申し込みしても購入できないこともあるってほんと?
まだここから色々と手続きがあり、時間がかかるので、実際にポイントを使って予約したりできるようになるのはおそらく年末頃になると思います。
というわけで、リセールでの購入が正式に決定したので、タイムシェアをリセールで購入する場合の一連の流れをまとめてみたいと思います。
タイムシェアリセール購入事前準備
タイムシェアをリセールで購入したい!と思っても、何も知らない!わからない!って状況だと、実際に購入しても活用できるのか、自分にあっているのかわからないですよね。
というわけで、まずはタイムシェアの仕組みについてしっかり事前勉強しておきましょう。
タイムシェアについて、しくみを勉強する
タイムシェアって、あまり聞きなれない言葉なので、ハワイ旅行や沖縄旅行に行って、空港やDFSで声を掛けられて初めて知る人も多いですよね。
まずは、タイムシェアがどんなシステムで、どういった類のものなのか理解しておきましょう。
→タイムシェアってどんなシステム?資産価値があるってほんと?
→Disney Vacation Club(ディズニーバケーションクラブ)ってなに?
ディベロッパーはどんな会社があるのかな?
タイムシェアを扱っている会社って、ハワイだけでも複数の会社があります。
どの会社もタイムシェアを扱っているので、基本的な概念は共通していますが、購入する対象が異なっています。
なので、各社のしくみの違いなどをまずは理解しましょう。
→タイムシェアって何を購入しているの?ヒルトン・ディズニー・マリオットは買う対象が異なります
→Aulaniの宿泊はディズニーバケーションクラブが一番確実
実際に説明会に参加して物件や説明を聞いて、理解を深めましょう
また、実際に何も見ずに説明も聞かずに購入するのは不安だと思います。
一度、希望する会社の説明会に参加することをおすすめします。
説明会では勧誘を受けるとは思いますが、断ることも可能ですし、正規購入に魅力を感じるなら、その場で契約をしても問題ないと思います。
事前に勉強していれば、ルールや利用方法も理解していると思いますしね。
実際に、我が家もDVCは正規購入しています。
→タイムシェアの説明会ってこんな感じ
→ヒルトンのタイムシェア説明会に参加しました。気になる価格や特典は?
リセールで購入する場合のデメリットはあるのかな?
先程、正規購入に魅力を感じるなら正規購入で!と記載しましたが、正規購入の価格よりもお得なお値段で購入できるリセールには、やはり各社制約が設けてあります。
各社のリセールのデメリットを確認した上て、自分の利用方法においては問題ないと感じたならば、リセールで購入してOK。
まずはリセールのデメリットについて把握しておきましょう。
→タイムシェアをリセールで購入するときに気を付けること
→HGVCセールスが語ったヒルトンのタイムシェアをリセールで購入するデメリットとは?
購入する物件を決めましょう
タイムシェアの仕組みやリセールのデメリットについて理解できたなら、今度は実際に購入する物件について調べましょう。
マリオット以外のディベロッパーは、ある特定の物件をホームリゾートと決めて購入する必要があるので、リゾート選びが重要になってきます。
場所はどこがいいかな?ワイキキ?コオリナ?ハワイ島?
ハワイと一口で言っても、色々な場所があります。ハワイに旅行に行く!と言われて、まず思い浮かべるのがオアフ島のワイキキビーチではないでしょうか?
ハワイ観光の中心的な場所で、観光やショッピング、グルメなど全てが揃っている場所です。
その分観光客も多く賑やかなので、のんびり過ごすというよりは、アクティブに観光したい!!って人にオススメだと思います。
また、同じオアフ島でもディズニーやマリオットのタイムシェアがあるコオリナ地区は、賑やかなワイキキから車で1時間ほど離れた場所にあり、のどかで静かなリゾート地になっています。
周辺には有名なゴルフコースがあるので、ゴルフが好きだったり、のんびりした雰囲気を味わいたい人にはおすすめですよ。
→私とアウラニ(Disney Vacation Club)との出会いータイムシェアが好きになったきっかけー
→【裏技!?】ワイキキからアウラニへ無料で移動する方法
HGVCはワイキキに物件がたくさんありますよ
今回我が家はワイキキにあるヒルトンのタイムシェアを購入しますが、実はヒルトンはワイキキに多数のタイムシェア物件を所有しています。
それぞれのタイムシェア棟には、ちがった魅力があるので1つに絞ることは難しいですが、ここは何を自分たちが優先するかでリゾートを選びましょう。
ポイントを重視するならば、ポイントの多めの物件で、かつ管理費の少ない1ベッドルームのお部屋を狙うなど、組み合わせを考えるのも楽しいですよ。
→ハワイにあるHGVCの各タイムシェア物件の特徴まとめ!おすすめは?
→ヒルトングランドアイランダーお部屋レポート【LDK&眺望編】
繁忙期にしか休めないなら、実際に利用したいリゾートを購入しましょう
でも、もし繁忙期にしか長期休みが取れないのならば、実際に利用したいリゾートをホームリゾートに決めましょう。
ホームリゾートであれば、1年前から優先的に宿泊予約が確保できるので、繁忙期の予約争奪戦に対してまだ有利に利用できるのではないかなと思います。
まぁ、まだ実際に利用したことがないので、ホームリゾートのメリットがどれくらい生かされるのか不明ですけどね・・・
実際にタイムシェアをリセールで購入する流れ
購入したい物件が決まったら、実際にリセールの購入に動き出しましょう!
リセール業者のHPで物件価格を調べる
まずは、リセール業者さんについて調べましょう。
「タイムシェア リセール」と検索すると、複数のタイムシェア会社がヒットすると思います。
私が実際に問い合わせしたのは、下記の2社。
HOKULE*Aさんは、ハワイのリセール会社であるくじら倶楽部さんで紹介されている物件を扱う日本支部?のような形みたいです。
リセール業者に買付交渉の依頼を行い買付交渉を行う
希望の価格帯のリセール物件を見つけたら、リセール会社に買付交渉の依頼を行いましょう。リセール会社が実際に売主(実際は売主が利用しているリセール会社)と買付交渉を行ってくれます。
このとき、もしディスカウントの依頼をしたいのであれば同時に打診してみましょう。物件によっては、値下げがうまくいく可能性もあります。
今回私が購入した物件は、HGVCのリセール販売部が売主に依頼されて売り出している物件だったので、価格交渉はできませんでした。まぁ、元々安かったのでいいのですが。
HGVCのリセール販売部が取り扱ってるのなら、優先買取権の行使なんてそもそもなかったのでは?と思うかもしれませんが、そこは部門が違うらしいので、普通に行使されることもあるそうです。どこの会社も似たような感じなんですね・・・
売買契約書を交わし頭金を支払う
価格交渉をして、売り手と買い手、双方が納得できる落とし所が見つかったら、正式な売買契約書を取り交わし、リセール業者に頭金を支払います。
我が家の場合は、頭金として2000ドル支払いました。これはクレジットカードで支払うので、マイルの貯まるカードを使用しました(笑)
→徹底比較!マリオットアメックスって本当にJALカードよりマイルが貯まるの?どちらが効率良い?
売り手と買い手、双方から売買契約書が提出されていよいよ、売買の手続きに入ります。
エスクローの開設
いよいよ、エスクローを開設して物件の名義変更を開始します。
エスクローとは
エスクローとは、商取引の際に信頼の置ける第三者を仲介させて取引の安全を担保する第三者預託である。 wikipediaより
ということで、今回の取引を公平に仲介してくれる第三者機関となります。公平な立場で物件の調査を行なって、物件の売買をスムーズに行なってくれます。
まぁ、そうは言ってもここが結構時間がかかるんですけどね。
エスクロー会社が行う作業
エスクローが行う作業は主に、下記の名義変更にまつわる様々な作業になります。
- タイトルリサーチ(登記簿内容調査依頼)
- タイトルレポート(登記簿内容調査)
- 弁護士を通して新しい権利証の作成
- 登記手続き書類の作成
- 登記所への登記
- ディベロッパーへの名義変更の依頼
と、売買にまつわる基本的な手続きをすべて行ってくれます。
じゃあリセール業者のやることって一体なんなの?と思われるかもしれませんが、リセール業者はあくまで仲介業者という役割で、売買に関する手続きは行いません。
基本的にアメリカの物件になるので、エクスローとのやり取りや契約書なども英語表記になります。そこをリセール業者が、日本語でやりとりしてくれたり、注釈や説明をしてくれる役割を担ってくれています。
エスクローの開設と同時に転売許可申請を行う
エスクローの開設と同時に、ディベロッパーに対して転売許可申請を行います。
このときに、今回の売買される物件と物件の価格がディベロッパーに知らされるのですが、ここでディベロッパーが優先買取権を行使する可能性が出てきます。
→タイムシェアをリセールで購入申し込みしても購入できないこともあるってほんと?
通常1ヶ月で、優先買取権の有無が決まるようですが、いただいたコメントを見ると、最近では2ヶ月近くかかることもあるようです。
今回我が家は、転売許可が下りるまで1ヶ月半かかりました。
登記手続き書類への署名と残金の支払い
ディベロッパーからの転売許可が降りてから1ヶ月ほどして、登記手続き書類が送られてきます。
→タイムシェアのリセールを購入する場合の諸経費ってどれくらい?実際にかかった価格を紹介します
→タイムシェア・リセール購入時の海外送金が結構大変!!必要書類やかかる日数は?
登記手続き書類に問題がなければ、署名を行いますが、この署名が正式なものであることを証明するために公証人の立会いが必要になります。
ここがちょっと厄介なのですが、日本ではアメリカ大使館で公証の依頼を行うことが可能なので、アメリカ大使館へ出向く必要があります。
アメリカ大使館で公証してもらってサインした書類を返送すると同時に、物件の残金と諸経費を支払います。
※実際は私が利用したリセール会社さん経由だと公証人の立ち合いは不要でした!
リゾートの名義変更で新オーナーとして登録
登記手続き書と残金が提出されたら、ディベロッパーにリゾート名義の変更申請が行われます。
そこから約4~8週間で名義が変更されて、ディベロッパーからアカウントがもらえます。
これでようやく、タイムシェアのオーナーとして予約サイトを確認したり、実際にポイントを使って予約したりすることが出来るようになります!
権利書の受領
最後に権利書が送られてきて、手続きがすべて完了します。
権利書の到着は、正規購入でもそうだったのですが、半年後とか忘れた頃にやってきます。
名義変更が終了してアカウントが発行されれば、オーナーとして宿泊したりすることは可能なので、権利書が無くても問題ありません。
でも、権利書が到着してようやくすべての手続きが完了したことになります。
待ち時間は長いけど申し込み後はあまりやることがないです
以上、タイムシェア物件をリセールで購入する場合の一連の流れになります。
一見項目も多いですし、不動産の購入なので5~6か月かかるので、やることが多そうですが、実際はそれほど自分たちが動かなければいけない場面は多くありません。
タイムシェアについて勉強するところや、実際にタイムシェアのリセール物件を選ぶところは、それなりに時間がかかりますが、いざ買う手続きに入るとやることは多くなく
- 売買契約書の提出
- 頭金の支払い
- 登記手続き書面への署名(アメリカ大使館へ行く)
- 残金の支払い
くらいしか実際に動くことはなさそうです。まぁ、アメリカ大使館へ公証人の申請に行くのが一番厄介と言えば厄介でしょうか。
後は、ひたすらエスクロー会社が動いてくれて、リセール会社から連絡が来るのを待つだけという、結構待ち時間が長い作業になります。
なので、タイムシェアをリセールで購入する場合は、気をなが~く持って、実際に利用したい日程よりもかなり余裕を持って申し込んでくださいね!