こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
いや・・・衝撃のカメラをSONYさん出しちゃいましたよ・・・
気軽に綺麗な動画が撮れるシリーズとして人気のSONYのV-logカム。
初めはRX100シリーズから派生した1インチセンサーで登場しましたが
その後2021年にはAPS-Cセンサーを搭載したZV-E10が登場。
そして2023年。とうとうフルサイズセンサーを搭載したV-logカムZV-E1が登場しました!
コンパクトサイズのフルサイズカメラ・・・これは最高な予感!!
ということで、発売日に購入してしばらく使用してみたので簡単にレビューしていきたいと思います!
いや、正直ね予想以上に最高なカメラですよこれ。
私の使用用途はスチル9:動画1くらいの割合で考えてましたが、なんだかこちらは動画を撮りたくなっちゃうくらい最高にいいカメラ。
私はホワイトボディ買いました♪
SONYのフルサイズVログカムZV-E1がやってきた!
パッケージが環境配慮型に?
ということで発売日に無事受け取りましたが、箱からしてとってもちっちゃかった!
箱の素材も再生紙?な質感で環境に配慮してる感じのパッケージに。
カメラを包む袋も、再生紙使用している感じで、いろいろ簡素化されていました。
というかホワイトボディがまぶしい!!綺麗!!可愛い!!
液晶保護はガラスが最近のお気に入りです。
ということで、SONYのフルサイズカメラとしては初めて真っ白ボディが登場したZV-E1が我が家にやってきました!
真っ白可愛いーーー!!!!
背面も真っ白でとてもかわいいです。
ブラックモデルもシックでかっこいいですよねー。
どちらがいいか悩んでしまいます。
ボタン類はV-logカムなのでスチル用のカメラに比べると少ないですね。
でも直感的に操作できるような形になっているので使いづらさはそれほどありません。
もふもふの質感もZV-E10とは変わりましたねー。
モフモフの下には高性能な指向性マイクが搭載されていて、前方向の音を拾うか後ろ方向の音を拾うか全方向の音を拾うか切り替えられます。
オートにしてたら私の鼻息まで入っちゃったので、しゃべりながら撮るときじゃない限りは、前方向に固定して使用した方が個人的には良いと思います!
バッテリーがNP-FZ100に!メモリースロットも別に。
個人的に非常にうれしい変更が、バッテリーがほかのフルサイズαと同じNP-FZ100になったこと!
これでα7RⅤやα7Cと共通なので、予備バッテリーも含めて使いまわし出来るので非常に便利。
容量もあるのでバッテリーの持ちも良くなるし、ほんとバッテリーの変更は嬉しい!
またシングルスロットだけど、メモリーカードの挿入口が電池スロット共通じゃなく、α7Cと同様に別の場所に搭載されたのもうれしい!
こういう地味にうれしい変更ポイントが入ったのも、ZV-E1欲しい!となる要素でもありました。
手のひらサイズのフルサイズミラーレス一眼カメラ・・・
めちゃめちゃかわいくて最高です!
α7Cとサイズ感とスペックを比較
さて、これまでフルサイズ界のコンパクトカメラと言えばα7Cでした。
ということで、二つをちょっと比較!
並べてみると、α7Cの方が横に長い感じがしますね。高さはほぼ同じです。
スペックとしてはこんな感じ。
ZV-E1 | α7C | |
センサーサイズ | フルサイズ 35.6mm×23.8mm CMOS |
フルサイズ 35.6mm×23.8mm CMOS |
有効画素数 | 1210 万画素 | 2420 万画素 |
撮影感度 | 標準:ISO80~102400 拡張:ISO40~409600 |
標準:ISO100~51200 拡張:ISO50~204800 |
連写撮影 | Hi+時:最高約10コマ/秒 | Hi+時:最高約10コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 | 電子:1/8000~30秒 メカニカル:1/4000~30秒 |
ファインダー形式 | 無し | 電子ビューファインダー XGA OLED Tru-Finder |
液晶モニター | 3型(インチ) 103.68万ドット |
3型(インチ) 92.16万ドット |
スロット | シングルスロット | シングルスロット |
動画記録画素数 | 4K(3840×2160) 59.94p |
4K(3840×2160) 30p |
5軸手振れ補正 | 〇 | 〇 |
幅x高さx奥行き | 121×71.9×54.3 mm | 124×71.1×59.7 mm |
重量 | 約483g (バッテリー、メモリー含) |
約509g (バッテリー、メモリー含) |
ZV-E1は低画素1210万画素のセンサーを使用しているため、高感度耐性が高くなり、また動画用V-Logカムということで動画特性が良くなっています。
とはいえ、α7Cは小さいながらもファインダーが搭載されていて、それなのに重さが26gしか違わないってものもすごいですよね。
ファインダーの奥行きもあってか、α7Cの方が若干多くなっていますが、正直比べてもそれほど大差がない気がします。
横幅はα7Cの方がちょっとだけ長い。このちょっとだけの部分が、それでもZV-E1をコンパクトに感じさせるからすごいです。
AF性能はZV-E1は最新のα7RⅤと同じAFトラッキングが搭載されているので、被写体への食いつきはやっぱりZV-E1の方が良いですね。
とはいえ、SONYのカメラは第3世代くらいからAFはすごくいいので、α7Cでも全く見劣りしないんですけどね。
ここの部分はそれぞれのカメラのコンセプトの違いが明確に出ている部分ですね。
正直ZVシリーズのボケコントロールボタン(C1)は必要ないので、私はAF切り替えを割り当てています。
というか、ここにあるの邪魔!
α7Cの動画開始ボタンと同じところにあるので、動画撮ろうとするとついついボケコントロールボタンを押してしまうため、場所変えてほしいくらいです。
グリップの形状はちょっとだけα7Cの方が深いかな。とはいえ微々たる差。
ただ、α7Cの方が指を置くためのくぼみがしっかりあるので、グリップしやすさは軍配が上がります。
やっぱりここはスチル用と動画用の明確な差になっているのかもしれませんね。
とはいえZV-E1の方もグリップしにくいかと言われるとそんなこともなく。
うん。どちらも非常に良いカメラです!
ZV-E1にはSEL50F25GとTamron20-40mmF2.8が似合う
そんなコンパクトなZV-E1にはやっぱりコンパクトなレンズが似合うよね!ってことで、多分このレンズを付けて撮ることが多いだろうなと思うおススメレンズを紹介!
まず1本目が、SONY純正のGレンズながらコンパクトで軽いSEL50F25G!
F2.5と控えめなスペックですが、68 x 45mmのコンパクトさと174gの軽さはZV-E1との相性はバッチリ!
SONYのカメラで動画を撮るときは、純正レンズの方が手振れ補正の効きがよくなるので、動画を撮る人には本当におススメの1本。
この見た目と軽さはまさにコンデジ。コンパクトデジタルカメラ万歳!!
2本目のおススメレンズはTamronの20-40mmF2.8レンズ。
SEL50F25Gと比べるとちょっと大きく感じますが、広角20mmから始まる大口径ズームレンズながら365gと軽いので、旅行にはこの組み合わせがかなり強いと思います!
先ほど動画を撮るならSONY純正じゃないと・・・と書きましたが、歩いていたらSONY純正でも結構カクカクしてしまったりします。
ちなみにTamronのこのレンズとZV-E1のアクティブ手振れ補正でこんな感じの動画が撮れます。
歩かなければ
ZV-E1(アクティブ手振れ補正)と
Tamron20-40mmでも
これぐらい手振れはしません。手持ち撮影♪ pic.twitter.com/7VGUEQjWqP
— はぴこ@トラベルphotographer (@HappyTravelerwK) May 4, 2023
手持ちで歩かないで止まっていれば、全然問題なし!
歩いて動画を撮るのはGoProとかに任せた方が良いかなーと思いました。
というわけで、このTamron20-40mmF2.8とSEL50F25Gと組み合わせて撮影した写真をちょっとだけ紹介しますね!
あ、ちなみに大きいレンズSEL100400GMと組み合わせたときはこんな感じ。
白×白だけど、微妙に白が違う・・・やっぱり白って200色あるのね。
まぁ、レンズに高感度なセンサーが付いたと思えばありですよね??
ZV-E1で撮った写真(作例)をちょこっと
Tamron20-40mmF2.8を付けてファミリーキャンプ♪
まずはお出かけに便利なTamronの20-40mmを付けてキャンプに行ってきました♪
お天気も良くて高規格サイトで過ごすキャンプはやっぱり楽しい!
撮って出しでこの空の青さなのはZVシリーズだからでしょうか?
抜けるようにクリアに写る様子に、一発でZV-E1が大好きになりました。
四月下旬でしたが、滋賀の山奥ではまだ桜が残っていました。
コンパクトなボディはキャンプであれこれ作業しながら斜め掛けにしてても邪魔にならないからいいですよね。
本当は高感度耐性を見たくて、夜星空タイムラプスの撮影でもしようかと思っていましたが、風が強すぎて三脚を出すことを断念。
何とか星空だけ1枚撮影して、あまりの寒さにテントにすぐに引っ込みました。
夜明けの空の様子もとっても綺麗。
Sシリーズと同じ低画素センサーを使用しているとあって、色の諧調の出方が良いなと感じました。
SEL50F25Gを付けてお祭りへGo!
続いてはSEL50F25Gを付けて、お祭りに行ってきました!
単焦点、しかもGレンズとあって描写はやっぱりいいですね♪
キンピカのお神輿を見つめている間に・・・
子供たちは早速何やら屋台で買い物していました^^;
人ごみの中にカメラ持ち込むなら、やっぱり小さいカメラと小さいレンズの組み合わせは最強!
50mmならまだギリギリ家族との距離もそれほど離れずに楽しむ様子を捉えることができます。
と、ここで唐突にキュウリを使って玉ボケチェック!
F2.5ですが結構寄れるので背景ボケもとろとろにボケて良い感じ。玉ボケはレモンかな?
続いてF5.6まで絞りました!
フルサイズセンサー搭載だけあって、F5.6まで絞っても背景は結構ボケますね♪
背景の様子も捉えつつぼかしてくれていい感じ。
玉ボケは、ちょっとカクカクしたボケになっていました。
まぁでもそれほど強い感じじゃないから気にならないかなー・
戦利品を手にご満悦な兄くん。
SPAMのTシャツは、先日いった沖縄旅行で那覇空港が暑すぎて汗だくになっていた兄くんに買ったもの。本人お気に入りの様子です。
AFの追従チェック!
こちらに向かって走ってくるという結構厳しい場面でもしっかりをAF追従してくれて、バッチリ顔にピント来てくれます!さすが!!
ただ、単焦点レンズ+低画素カメラだと、ちょっと小さく映っちゃったな―って時に、トリミングして大きくする!ってのが出来ないのがちょっと不便ですね。
高画素の方がトリミングを積極的に使えていいなーと改めて認識。
低画素カメラにはもしかしたら便利ズームなどの高倍率ズームの方が相性いいのかな?と思ったりもしました!
そこは使い分けが良いのかもしれませんね。
とはいえZV-E1とα7RⅤのファイルサイズの差も大きいので、ZV-E1の出番は増えそうな気がしています・・・
ZV-E1のRAW 12.3MB
α7CのRAW 23.6MB
α7RⅤのRAW 62.5MBZV-E1のファイル容量
α7RⅤの5分の1なんだぜ。。。— はぴこ@トラベルphotographer (@HappyTravelerwK) April 1, 2023
V-logだけじゃ勿体ない!スチルも強いコンパクトカメラ
ということで、久しぶりのブログですが長々と熱い思いをぶちまけました!
正直V-logだけじゃもったいないくらいスチルも良いカメラです。
さらにスチルだけじゃなく動画も撮りたくなるくらいとっても良いカメラ。
つまり、動画も静止画も両方簡単綺麗に撮りたい人には非常にピッタリなカメラなんですよね。
ファインダーが無かったり、バルブ撮影出来なかったりしますが、そこは別に気にならない!って人には超絶おススメ。
軽くてコンパクトで可愛くて、さらに写真も動画も両方いけちゃう。
本当にソニーさん。すごいカメラ出してくれちゃいましたね・・・
α7RVのレビューお待ちしております♪
>kouさん
コメントありがとうございます!
うう・・・少々お待ちくださいw