こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
ちょうど1年前に発売と同時に購入したSONYのベーシックモデルα7Ⅳ。
なんとなく写真を撮りためてからレビューしたいなぁと思っている間に、あっという間に1年経ってしまいました。
ということで、ちょうど1年のという区切りとなりますので、1年間使用した感想をつらつらと今年行った旅行の写真と共に綴っていきたいと思います。
SONY α7Ⅳ(ILCE-7M4)1年間使用レビュー
動画も静止画もオールマイティなbasicモデル!
ということで、昨年12月17日に発売となったα7Ⅳ。
basicを超えたbasicと銘打たれて、私も発表と同時に浮足立って記事を書いたことを覚えています。
α7Ⅳの主なスペックはこちら。α7Ⅲと同じセンサーを搭載しているα7Cと比較します。
α7Ⅳ | α7C | ||
総画素数 | 3410 万画素 | 2530 万画素 | |
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有効画素数 | 3300 万画素 | 2420 万画素 | |
撮像素子 | フルサイズ 35.9mm×23.9mm CMOS |
フルサイズ 35.6mm×23.8mm CMOS |
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撮影感度 | 標準:ISO100~51200 拡張:ISO50~204800 |
標準:ISO100~51200 拡張:ISO50~204800 |
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連写撮影 | Hi+時:最高約10コマ/秒 | Hi+時:最高約10コマ/秒 | |
液晶モニター | 3型(インチ) 103.68万ドット |
3型(インチ) 92.16万ドット |
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ファインダー形式 | 電子ビューファインダー Quad-VGA OLED |
電子ビューファインダー XGA OLED Tru-Finder |
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ファインダー倍率 | 0.78 倍 | 0.59 倍 | |
防塵・防滴 | ○ | ○ | |
5軸手ブレ補正 | ○ | ○ | |
幅x高さx奥行き | 131.3×96.4×79.8 mm | 124×71.1×59.7 mm | |
重量 | 573 g | 424 g |
第三世代であるα7Ⅲやα7Cよりも画素数も増え、より描写は高精細になり、背面モニターなどもより綺麗になりました。
また、動画撮影時のAFトラッキング機能やアクティブ手振れ補正も強化され、静止画も動画も両方使えるオールマイティな機種になったと思います。
また、新たにα7Ⅳのメニュー画面も一新。
正直、まだα7Cも使用していますし、これまでのメニュー構成にはすでに慣れ親しんでいたので、新しいこのメニュー画面は未だに慣れず^^;
分かりやすい人にはわかりやすいのではないでしょうか。
また、スマホへの写真転送も以前より早くなり、Bluetoothによる連携も出来るようになりました!
ただ、RAWをPCに取り込んだ際に、これまではサムネイルが表示されていたのが表示されなくなったのがちょっと残念。
私は撮影したすべての画像をRAW現像しているわけではないため、jpegでファイル番号を確認した後にLightroomで指定して取り込んでいたりします。
以前のようにPC上でもサムネイルが確認できるようになると良いんですけどね。
新機能だった鳥瞳AFは動画で確認を
そしてα7Ⅳから追加された新機能の動物瞳AFと鳥瞳AF。
こちらに関しては、到着直後に喜々として鳥瞳AFの駆動具合を動画にまとめています!
正直、この時に撮影したサギ?の目が怖くて怖くて。
これ以降、鳥を撮ることが出来なくなりましたw
可愛い鳥さん限定で、もう一度トライしてみたいかなぁと思っています。
2022年に行った旅行や思い出の写真など
到着直後にいきなり人生初バズを経験
まずこの一年の思い出と言いますか、このカメラが到着した直後に、実は人生で初めてバズりました。
バズった写真がこちら。
こちらの写真をツイートしたら、びっくりするほど見ていただけました。
琵琶湖の向こうとこっちで異世界感溢れててウケる pic.twitter.com/13FXLaUCY2
— はぴこ@トラベルphotographer (@HappyTravelerwK) December 26, 2021
いやぁ。こんなことが起こるんですね。びっくり。
なんか悪いことしてバズったとかじゃなくてよかったです。
しかし、バズった写真は部屋の中からぬくぬくと何気なく撮った1枚で、そのあと雪が降る寒空の中、謎のテンションで撮影した菜の花の写真は一向に伸びず。
頑張った方が世の中には受けないんだなぁと、不条理を感じたのも事実。
ま、それ以降、何気なくTwitterの方では「トラベルPhotographer」なんて大それた肩書を付けて生きています。
ホテル撮影にやっぱり最適!(2月沖縄・瀬底)
また、私の写真撮影において切っても切り離せないのが、やはり旅行先で利用したホテルや風景などの撮影です。
基本的に旅行中は、メインカメラには広角ズームレンズを付けっぱなしにしています。
そう、私の旅行時のメインレンズは広角ズームなんです。
利用したホテルなどの室内の全体を撮影したり
ラウンジや建物内をワイド端で広々と撮影したり。
小物を撮るとしても、背景を絡めて撮ることが多いのでやはり広角ズームは欠かせません。
GMレンズなどの大き目レンズを付けても、しっかりとホールド出来て撮影もやりやすいのは、やはり旅行中にパパパッと時間なく撮影する身としてはありがたいと思いました。
もちろん、観光スポットでもいかんなく威力を発揮。
可愛い恐竜の注意看板や・・・
ティラノザウルスの真似をする子供たちの様子もばっちりです。
そうそう!SONYのカメラを持っている人は、必ず一番初めに【優先顔登録】しましょう!
これをすると、登録した顔に優先的にピントが来るようになるので、学校行事などのいろんな顔がわちゃわちゃしている場面でも効果を発揮してくれますよ!
行き倒れるトリケラトプスに遭遇したり・・・
紅イモタルトを頬張る恐竜を撮ったりと、観光地でもしっかりと活躍してくれます。
また、旅行と相性の良いレンズと言えば高倍率のズームレンズ!
Tamronの28-200mmも旅行先に持っていくと非常に便利なズームレンズです。
基本的に広角ズームレンズを使うことが多いのですが、飛行機が飛んでいる場所や遊園地などのテーマパークでは高倍率ズームを使うと非常に便利。
28-200mmならば、食事などのテーブルフォトもばっちりですし
広場を駆け回る子供たちの撮影にも最適。
なんかズーム範囲広く欲しくなりそうだな~って時は、1本入れとくと非常にありがたいレンズだなぁと思います。
もちろん便利ズームでもAFなどの追従もばっちりですよ!
大きいズームレンズでもホールド感良く使用できる(4月:桜)
旅行先などではないけれど、運動会や発表会などの子供たちの行事の際は、SEL100400GMとα7Ⅳを組み合わせて使用するシーンが多い一年でした。
SEL100400GMなどの1キロを超えるレンズは、どうしてもグリップの小さいα7Cだと長時間撮影するのは厳しいんですよね。
グリップが深くなったα7Ⅳだと、重い白レンズを装着しての長時間の撮影も難なくできます。
毎年、子供たちと撮影するここの桜並木。
今年は弟くんはまだペダル無しのストライダーだったけど、来年の春は兄くんと同じく自転車でさっそうと駆け抜ける写真が撮れるかな。
桜並木は望遠ズームで圧縮効果かけて撮るのが好きです!
でもやっぱり旅行で撮るのが楽しい!(GW:沖縄)
とは言いつつも、やっぱり旅行先での楽しい写真を撮るのが一番ですね!
GWは奮発してプライベートプールのある1棟貸ヴィラに滞在!
いやぁ・・・ここのお部屋は大人も子供も大興奮しましたね・・・
夜の雰囲気も最高ですよ・・・
高感度耐性については・・・
高画素機を使ってた身としては結構期待していたのですが、思ったほど良くない印象。
第三世代と比べて画素数が少しアップしているのが原因かもしれませんね。
あと、解像感についてはローパスフィルターの影響か、少し抑えられている気がします。
いや、それまでα7RⅣを使っていたんで、比べちゃいけないのかもしれませんが・・・
拡大したときに、もう少しシャープに描写してほしいな~とは思うこともありますが、正直かなり拡大しなければわからないレベルなので問題なし!
旅先での撮影には全く影響もないくらい高精細に撮影可能です。
これくらいしっかり撮れるカメラに、もっと高精細に~っていうのはナンセンスですね。
それならば高画素機を買った方が幸せになれるんだと思います。
はぁ・・・しかし沖縄の海はきれいですね・・・
写真を振り返りながら、沖縄に行きたくて仕方なくなっています・・・
気づけば今年3回も沖縄に行っていたんだなぁ・・・
子供たちの遊ぶ姿もAFがしっかり追従!
また、私の被写体は主に我が家の子供たちになります。
基本的に自由気ままに遊んでいるところを、こちらも自由気ままに撮影するので、止まってポーズを取ってるなんてことはまずほとんどありません。
そんな自由気ままに遊ぶ様子を、しっかりと逃すことなく捉えられるのはやっぱり安心感あります。
顔優先登録のおかげで、運動会などのわちゃわちゃしたシーンでもしっかりとわが子を顔認証して撮影出来るので、ほんと子育て世代の人はみんなSONY使えばいいと思うの(暴論)
暗い水族館のわずかな明かりでもしっかり撮れるし
水槽にくぎ付けになる様子を捉えたり。
やっぱりわが子が最高可愛く撮れるカメラというのはそれだけで価値があるなと感じます。
コンパクトなレンズとも相性ばっちり(福岡)
もちろん、コンパクトなレンズとの相性も問題なくばっちりです!
旅行に持っていくなら、なるべく嵩張らないものを・・・と思いますし、コンパクトなレンズとの組み合わせを考えるとα7Cをついつい選びがちですが、
しっかりとホールドして撮影したいなって時は、やっぱりα7Ⅳはとても心強かったです。
というか、福岡に行ったのに全然福岡らしい写真が無いな(;^ω^)
そうそう!この時は帰りにフェリーを利用して、とっても快適に過ごせたのを思い出しました!
子供たちはすっかりフェリー旅が大好きになったようで、またフェリー乗りたい!と言っています。
大人としても、寝てる間に大阪まで戻れるし、お風呂に入って足を延ばしてゆっくり眠れるなんて最高に幸せですからね。
また是非利用したいなと思っています!
使いやすい間違いないソニーのベーシックカメラ!
最後らへんは、もう旅の思い出がメインとなってしまいましたが・・・
それくらい旅行をしっかりと楽しめましたし、思い出をたっぷりと残してくれるいいカメラだったなぁと思います。
第三世代から画素数も増え、動画性能も向上し、本当に隙が無くなったと思います。
basicモデルと言いつつも、決してbasicにとどまることなく、さらにその先の運用も見据えた使い方が出来る、非常におススメできるカメラです。
静止画も動画も両方楽しみたい!って方には安心して使える機種だと思いますよ!
カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2022に参加しています
今年も「KOTOBAKO」の運営者であるしむさん(@46sym)が主催するアドベントカレンダー「カメクラが沼へ誘う Advent Calendar 2022」に参加しています。
私は今年は15日目担当。
私の前の記事は、私と同じくママカメラなMAKIさん(@mamacamelove)のこちらの記事。
そして、明日は娘さんと奥様の写真がとっても素敵な丼さん(@1ch_don)です!
ブログが更新されたら、リンク貼りますね!
さて。毎年、こちらの沼カレにはその年1年に購入したカメラ機材を振り返る(懺悔する?)記事を書いてきたのですが・・・
今年はフルタイムで仕事を再開したり、甘えん坊弟くんが常にそばにいろと怒ったりして、中々ブログが書けず、振り返り記事が書けませんでした。
一年を振り返ると・・・
いろいろとご縁があって、レビューさせていただくこともあったりで、写真を撮ることも多かったのですが、プライベートで進んで写真を撮る機会が思ったより少なかったかも。
というか、正直ちょっとだけ写欲が落ちていたというところもあります。
というのも、SONYに移行してからはα7RⅢ→α7RⅣと高画素機をメインに使用していたため、メイン機がbasicモデルになったせいなのか・・・なんか楽しくないんですよね。
前述の記事内でも述べたように、α7Ⅳは非常によくできた機種で、まったく不満のない素晴らしいカメラなんですが・・・
高画素機を数年使ってきた私は、【撮った写真を拡大して、解像感を確かめてはニヤニヤする】という全く生産性のない楽しみを見つけてしまってまして・・・
basicモデルで拡大した描写に、こう、心が躍る感覚を感じることが出来なくなってしまっていたんです。
また、別に高精細な写真じゃなくてもいいなら、コンパクトなα7Cを持ち出せばいいじゃん!って気持ちもあり、α7Cの方を積極的に持ち出していた気がします。
そんなこんなで、やっぱり私は高画素機じゃないと、ダメなんだ!と1年かけて気づき。
やっぱり拡大して、瞳やまつ毛の一本一本まで解像しているのを皆がら、一人怪しくニマニマでゅふでゅふしたい!!と高画素機に戻ってまいりました!
やっぱり私が心から欲しているのは高画素機なんだぜ!!!
ってことで、2023年は新しくα7RⅤをメインカメラに据えて楽しんでいきたいと思います!
ビバ!!!ローパスフィルターレス!!!
おかえり!!6100万画素!!
HDDの容量ひっ迫なんてくそくらえだ!!!!
ということで、2023年も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。
【過去の記事】