こんにちは!はぴこです。
新しい旅行用のサブ機として導入したSONYのα6300。
メイン機であるα7RⅢと同じEマウントということで、手持ちのレンズをどれくらい活かせるのかが、導入するときに結構気になる点ではありました。
というわけで、今日は手持ちのEマウントレンズをα6300に付けてどれくらい撮れるのか、ちょっと検証してみました!
個人的には、望遠レンズのSEL70300Gとの組み合わせが、最高に気持ちよくて楽しかったです!
今日使ったレンズはこちら
α6300で撮る!初秋の日本庭園
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSとの組み合わせが最高すぎる
まずは望遠レンズであるSEL70300Gとα6300と組み合わせてみました。APS-Cセンサーなので、35mm換算で105~450mmと中望遠から超望遠域までの画角になります。
この庭園は珍しい白い彼岸花が咲くそうで、まだ少し早めではありましたが少しずつ咲き始めていました。
白い彼岸花は、黄色い彼岸花と赤い彼岸花との勾配種らしく、種としては弱いようで珍しい種類だそう。こんな風に少しピンクがかった彼岸花もありました。
しかし、α6300とSEL70300Gの組み合わせで撮るテレマクロが非常に軽快で、気持ちよく、そして描写力も素晴らしくて、撮っていてすごく楽しい!
レンズは大き目ですが、ボディがコンパクトなので、レンズを主体として保持すれば特に不安定に感じず、α7RⅢに装着するよりは軽快に使うことができました。
なによりも元々寄れる望遠レンズであるSEL70300Gが、APS-Cセンサーのおかげで1.5倍の画角になっているおかげで、更に被写体を大きく写しだすことができ、望遠端でのマクロ的な撮影が非常に楽しい!
手振れ補正非搭載のα6300ですが、SEL70300Gの手振れ補正が結構強力に効いてくれているので、シャッター半押しですーーーーっと手振れを抑えてくれます。
また、AF/MF切替ボタンのおかげで、AFである程度合わせた後にMFで追いこんでしっかり合わせたいところにフォーカスを持って行けるのも、非常に軽快。
望遠端で撮るテレマクロが楽しくって、彼岸花のアップ写真ばかり撮っていました。
MFに切り替えると、自動で拡大してくれるしピーキング機能もあるので、本当に手持ちマクロ撮影がはかどるはかどる!とっても楽しかったです。
長秒露光で手振れ補正の効果も確認
お花ばかり撮ってしまいがちですが、ちょうど実りつつある稲穂もあり、雨上がりの緑が色濃く出ていてとても綺麗でした。
広角端105mm付近で撮ると、こんな感じ。
そう、奥に見えていますが、この園内には渓流的な部分もあります。
渓流・・・滝・・・手振れ補正・・・と来れば、あれやってみたくなりますよね!
そう、手持ち長時間露光!
というわけで、レンズの手振れ補正効果を確認するために、手持ちで滝の流れを撮ってみました。
これで、0.3秒。ここら辺がギリギリかなぁ。
2~3回に1回くらいは写真のようになんとか手振れを抑えて撮影することができました。
もう少し粘ってみようかと思ったのですが、これ以上露光時間を長くすると手振れもですが、露出オーバーになってしまったので、これが限界。NDフィルターが必要でした。
それなりに水の動きも表現できているので、ボディ内手振れ補正は無くても、レンズの手振れ補正でこれくらい抑えられたら十分じゃないでしょうか。
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSを標準レンズに
望遠レンズが楽しくて、夢中になってしまいましたが、次にフルサイズ用の超広角ズームレンズであるSEL1635Zを装着して、写りをチェックしてみました。
フルサイズでは16-35mmの超広角域になるこちらのレンズも、APS-Cのα6300に装着すると、24-52.5mmの標準ズームレンズになります。手振れ補正も付いていて便利!
ただ、ズーム方向が35mm⇒16mmと望遠から広角方向に回すような形になるので、ちょっと標準ズームレンズとしては使いづらいかもしれません。
F4通しなのも良いのですが、もう少し明るいと良いかな~とは思ったりもします。
とはいえ、評判の良いレンズなので写りは良いのは良いです。
でも、もう少し望遠側までカバーできる標準レンズが1本あると便利かなぁと思わないでもないですね。望遠端35mmは少し物足りない。
あと、やはり重さが500g超えしているのは標準ズームとしては、使いづらいですね。SEL70300Gを使った後なので、それほど重さは感じませんでしたが。
SONYのAPS-C用の標準ズームレンズは、いろいろあるので、今度どれが良いかなのか考えてみたいと思っています。まぁ、標準域を求めて導入したわけではないので急いではないですが・・・
この日はどうしても望遠ズームレンズと組み合わせる方が楽しくて、SEL1635Zとの組み合わせはそこそこに終わらせて、再び望遠ズームに切り替えました(笑)
やっぱりα6300+SEL70300Gの組み合わせ最高
再びSEL70300Gを装着。うん。今日はこの組み合わせが最高に楽しい!
無造作に群生していたなすびのつやつやな質感も、見事に表現してくれています。
葉っぱのみっちり感の描写もなかなか良いですね。端の方までしっかり解像している。
何気ない小川だって、なんだか絵になる感じの望遠域がまたいい。
私、望遠ズームって今まであまり使用したことなかったのですが、こんな風に切り取る感じが良いですね。撮っていてとっても楽しかったです。
写真を撮りつつ散策していると、何やら石像があちこちにちりばめられているエリアを発見。こんな石像にも、ちゃんと顔認証してくれるんだから、賢いですね。
先日の台風の時、この人たちは無事だったのだろうか。結構高いところに点在してますが。
あ、いや。こっち見ないで。
池に近づくと、エサがもらえると思って鯉が近づいてきます。
決まったエサ以外与えないでねって書いてあるから、何もあげられないよ。
最後に再び手持ち長秒露光にチャレンジ!換算150mmでなんとか0.4秒保持出来ました。拡大するとまぁ、微妙にブレてるけど、このサイズで見る分にはOKかな。
ボディ内手振れ補正なくてもレンズのおかげで何とかなる!
予算の都合上、ボディ内手振れ補正が付いているα6500ではなく、ついていないα6300を選んだのですが、正直手振れ補正がないことがどれくらい効いてくるのか心配でした。
使用したい望遠ズームレンズにはレンズ内手振れ補正が付いているけれど、やはりボディと合わせたほうが強力ですし、望遠側は手振れの影響を受けやすいので。
しかし、今回実際にα6300にSEL70300Gを組み合わせて使ってみましたが、当初の心配はすべて杞憂でした!レンズ内手振れ補正すごいです!
ファインダーを覗いて撮影している時、シャッター半押しで、す・・・っとブレが軽減する様子がしっかり見えるので、かなり強力に効いてくれているんだと安心できます。
寄れるレンズなのでテレマクロ的にお花をアップにして撮りましたが、しっかり手振れ補正してくれるので、ピント合わせたいところにピントが来てとても気持ちよく撮影できました。
ここまでしっかり撮影できるのであれば、手振れ補正ないけれどAFの速いα6300で十分だと思います。
もちろん、手振れ補正が搭載されたα6500の方がレンズ選びの自由度が増すので、予算が許すならば、α6500の方をおススメしますけどね。
今回は静物をメインで撮影したので、運動会に向けて動きの速いものに対してどれくらいAFがくらいついて追従できるのかも気になるところですよね。
最近お天気悪い週末が多くてなかなか叶いませんが、お天気が良い日に子供達と公園に行って、動きものの撮影もしっかり検証してみたいと思います!
誤記訂正された方がよろしいかと・・・
「SEL70300G」を「SEL30700G」と記されてるのでwww
↓のところです
、望遠レンズのSEL30700Gとの組み合わせ
>jiro様
ご指摘ありがとうございます!!
修正しました・・・今まで気づかなかったです。