こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
この秋は、ミラーレスの大収穫祭と言わんばかりに各社がすごい機種を発表しています。
一番の話題はやはり、これまで一眼レフ機をメインと据えてきたメーカーがこぞってフルサイズミラーレス機を発表していることですよね!
ニコンのZ6&Z7にキヤノンのEOS R。パナソニックからもフルサイズミラーレスの噂もありと、話題目白押しです。
同じくツァイスからはSONYのRX1をベースにしたフルサイズコンデジの話もちらほらと耳にするようになりました。
また富士フイルムからも、新センサーを搭載し正当進化したX-T3も発表されましたし、本当に、実り多き秋!と言わんばかりに、カメラ業界は新製品旋風が巻き起こっています。
私が現在愛用しているSONYからも、再来週あたりに新製品の発表が予定されているようで
こちらの内容も、SONYユーザーとしては見逃せません。
本当に各社からカメラの新製品発表が続いていて、どの機種もとっても魅力的なカメラばかりなのですが、なぜか普段物欲にまみれた私なのに、今回の新製品ラッシュは物欲もかきたてられず、安心してみていられます。
なぜなら、現在使用しているα7RⅢがとても素晴らしくて、大満足しているからなのです。
α7RⅢは2017年11月末に発売され、発売から約半月で手に入れこれまで9ヶ月間使用してきました。
ミラーレスと言えども、フルサイズ機なのでそれなりに重量があるため、小さい子連れ母としては、毎回持ち歩いている・・・というわけではありませんが、それなりに使い込んできました。
というわけで、9ヶ月間使用してきて感じるα7RⅢの使用感について、写真と一緒にレビューしたいと思います!
SONY α7RⅢ(ILCE-7RM3)を使ってきて感じたことを本音レビュー!!
フルサイズ+高精細機が生み出す立体感が半端なくすごい
私が一瞬でこのカメラの虜になった写真。それが上の写真です。
α7RⅢ用に手に入れた、SEL55F18Zをカメラにつけて、ぱっと試し撮りした一枚。
弟くんの食事中の写真なので、あまり綺麗な被写体ではないのですが、何気なくぱっと撮っただけなのに、この立体感と描写力、背景のボケ感に心を打ち抜かれました。
室内の、比較的暗めの照明なのに、こんな美しい写真が撮れるのかとびっくりしたことを今でも覚えています。
フルサイズセンサーと55mmF1.8という明るさのレンズが生み出す力は半端ないうえに、高精細機ならではの細かな描写力というか、なだらかにボケつつも、ピント面の精細感は感動もので、本当に被写体がその場から浮き立つようなそんな写真がいとも簡単に撮れてしまうんですよね。
また、高画素機なのでAPS-Cモードにクロップしても、それでもなお1800万画素が確保できる安心感も大きく、もう少しチ大きく撮りたくでクロップした後でも、しっかりAFやその他の機能もしっかり使えるのもとても便利です。
顔認証や瞳AFで捉えた子供の瞳の美しさにハッとする
あまりブログ上に子供たちの顔が鮮明に載せることが出来ないため、お伝えできないのがつらいのですが、顔認証や瞳AFがぴぴっと決まって写し出される、子供たちのキラキラとした瞳の美しさに毎回ハッとします。
モザイクかけてるのでアレなので、お目目の部分だけ等倍抜出し!
瞳に写った私がこんにちはしているのがわかります。すごい・・・
もともと瞳AFが欲しくてキヤノンからSONYへとマウント変更を行ったのですが、瞳AFを駆動しなくても、顔認証だけでしっかり瞳にピントが来ることも多く、また追従性も良いので動き回る子供たちの撮影に重宝しています。
でも、瞳AFの食い付きで言えば、先日購入したα6300の方が粘るかな?という印象はあります。
ただ、α7RⅢの方が高画素機なためか、ばちっと瞳にピントが合った写真を拡大してみたときの精細感、くっきり感は断然α7RⅢが上だと感じますね。それくらい、くっきりはっきり写してくれるんです。
子供のキラキラした瞳って、本当に本当にかわいいんですよ。
それが、こんなにも鮮明に写真に残せるのって、素晴らしいカメラだなって毎回思っています。
暗所でも安心して使える高感度耐性と手ぶれ補正がすごい
一般的に画素数が増えると、1画素あたりの面積が小さくなるため高感度耐性に弱く
また手ぶれが目立ちやすいと言われています。
しかし、α7RⅢは高画素機ですが、それほど高感度耐性が弱いとは感じません。暗い夜の室内での撮影や、夏の風物詩である花火の撮影でも、それほどノイジーにならずに撮影出来ました。
また、フルサイズならではのダイナミックレンジの広さで、暗所部分もしっかり描写が残っていて、あとからRAW調整や、直接jpegで調整を行っても破たんせずにしっかり諧調が残っているのも凄いですよね。
また、5.5軸の強力な手ぶれ補正のおかげで、日が落ち暗くなった場所での手持ち撮影も安心して行えました。
特に、ディズニーは三脚禁止なので、夜でも三脚を利用することはできません。そんな中でも、手持ちでこれだけライトアップされたディズニーの世界を撮影することが出来るんです。
レンズはF4通しのズームレンズなので、特段明るいレンズというわけではないのですが、ここまでしっかり手ぶれを抑えて撮影出来るので非常に頼れる心強い存在なのです。
広角に望遠。高性能なレンズの描写力をしっかり引き出す安定感
高画素機のフルサイズということもあり、それなりに高性能なレンズを集めてきました。さすがにGMレンズのような最高級レンズは、値段も高いですし重さもあり手が出ません。
それでも、私が活用できるだけの十分なレンズ構成を揃えたつもりです。
そして、そのレンズの性能を余すことなく発揮できるα7RⅢの安心感は凄いと思います。
望遠レンズを使用していても、それなりの重量のレンズにもかかわらず、ボディをしっかりホールドできますし、飛び立つ飛行機にしっかり追従して食らいつくAFも快適です。
マクロレンズ使用時には、マニュアルフォーカスで最後のピント追いこみを行うときも、ピント自動拡大やピーキングにより、ピントを合わせたい場所にしっかりピントを持っていくこともできます。
SEL55F18Zとの組み合わせは、軽くて軽快に扱えるのに、描写力は圧倒的で最高に素晴らしい。
明るいレンズのおかげで、室内でも難なく撮影出来ますし、とろっとろにとろけるボケはうっとりするほどです。
また、最近ではTAMRONの28-75mmF2.8といういわゆる大三元ズームレンズを常時つけっぱなしにしていますが、レンズの軽さ、そして明るく寄れるレンズの軽快さのおかげで、α7RⅢを持ち出す頻度が格段に上がりました。
タムロンのレンズのレビューは、近々やる予定にしていますが、正直α7RⅢとの相性控えめに言って最高です。
意外と動画にも強いんですよ!
保育園の行事での撮影が多いため、動画を載せることはできませんが、実はα7RⅢで撮る動画もかなり綺麗で良い感じなんですよ!
写真クオリティで撮る動画、被写界深度の浅い動画というのも、主役が引き立つので非常に見ごたえある動画が撮影できます。
私の作成は載せられませんが、同じα7RⅢを愛用されているすぎちゃんさんが素晴らしい動画をブログに載せてるのでこちらを見てください!
SONY α7Rⅲで撮った動画は想像以上にきれいですよ!【A7R3】【動画】【ミラーレス】【作例】 – StudioCEDAR の BKIT blog
編集もカッコいいし、何よりも動画の美しさにほれぼれしますよ。
こんな動画が自分で撮れるなんて・・・本当にすごいカメラです。
何よりも3万円キャッシュバックずるい
ミラーレス時代のαフルサイズミラーレスキャンペーン | ソニー
そして・・・発売してすぐに飛びついた身としては、この9月から始まったキャッシュバックがうらやましくて仕方ありません!
購入当初と比べて、かなり値段が下がってきているところにこのキャッシュバック。
3万円のキャッシュバックの恩恵で、SONYの高画素フラッグシップ機が20万円台で購入できるところは、本当に本当にうらやましくて仕方がないです。
α7RⅢを買うなら、絶対にキャッシュバック対象の今がおススメですよ!!
3万円バックは、本当に大きいですからね。
とにかくα7RⅢって最高だよ!って声を大にして言いたい
正直、他のメーカーの新製品発表については、いろいろととても気になりました。
特に、キヤノンのフルサイズ一眼レフであるEOS 6Dを使っていた身としては、EOS Rの登場は非常に心惹かれました。
EOS Rの性能自体も、6Dからのステップアップにはちょうど良く、欲しい瞳AF等も搭載されていて、もし今でも6Dを使用していたら、確実にEOS Rの購入は真剣に検討していたと思います。
でも、各社の新製品の情報を見てきたけれど、現時点で私自身にとってα7RⅢを超えるほどの興味をひかれる機種はないと感じています。
もちろん、まだ発表されただけで、実際にこれから購入された方々の素晴らしい作例を見せてもらっていたら、いろいろと興味を惹かれることは非常にあり得るとは思いますが、それでもα7RⅢというカメラの方が私は魅力的に思っています。
高画素機であるが故の、精細感やAPS-Cモードにしても破たんしない安心感も私にとっては使いやすいですし、AFや高感度耐性など、現時点でそれほど大きな不満はありません。
高感度に強いと言われていた6Dからの移行でも、高感度に不満がないということなので、非常に強いと思っています。
再来週、もしかしたらSONYの高感度フラッグシップのα7SⅢが発表されるかもしれませんが、個人的には、今のα7RⅢの高感度耐性でも問題ないですし、何よりも高画素の精細感と余裕にどっぷり惚れ込んでいるので、買い替えなどは一切考えることはないと思います。
去年の12月。
私には、このカメラは贅沢すぎるのではないのか?
そんな不安な気持ちを抱えつつ、勇気を出して購入したα7RⅢ。本当に素晴らしいカメラで、まだまだ私では生かし切れていない部分もたくさんあります。
α7Ⅲが発売された時は、正直こちらの方が自分には合っていたのでは?と少し思いました。
だけど、あの時思い切って購入して、そしてこのカメラでいろいろな撮影が出来て良かったんだと今は心から思っています。
まぁ、おかげで目が肥えすぎてしまって、サブ機に対する要求も高度になってしまい、サブ機問題については、右往左往してしまいましたが、そちらの方もようやく落ち着きました。
ついでに、キャッシュバックキャンペーンは、本気でお得すぎるのでぜひぜひ今のうちに購入を検討してください!
3万円キャッシュバック、羨ましすぎて禿げそうです・・・