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Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)1年使用レビュー。描写も軽さも子供撮りに最高レンズ!

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こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。

α7RⅢを購入して、そろそろ1年になります。

2018年は各メーカーから様々なフルサイズミラーレス一眼が発売された年でしたが、それでもα7RⅢは私にとって非常に満足できる素晴らしいカメラで、目写りすることもありませんでした。

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そんなα7RⅢを購入して、すぐに購入したレンズがSEL55mmF18Z。標準画角である55mmでF1.8の明るい単焦点レンズです。

実はこれまでこのレンズをレビューしたことがありませんでした。

というのも、このレンズで撮るのはブログ用の物撮り以外はほぼ子供たちの写真。

子供たちの写真ばかりでレビューするのもどうなのかな?と思ってなかなか出来ずにいました。

しかし、そろそろ購入してから1年ほど経つので、使用感と最近の傾向についてレビューしたいと思います!

はぴこ
はぴこ
結局子供の写真が多いのですが・・・良かったらどうぞ!

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAを1年使用したレビュー

軽くて明るくて描写も良い。α7シリーズに最適標準レンズ

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)はフルサイズに対応した単焦点レンズ。

レンズ鏡筒を見てもわかるようにZEISSの冠を付けたSONY純正レンズになります。

主な使用はこちらの通り。

焦点距離 55㎜(APS-C:82.5㎜)
絞り(F値) F1.8~F22
最短撮影距離 50㎝
最大撮影倍率 0.14倍
手振れ補正 無し
サイズ 64.4 x 70.5
重さ 281g

明るい軽いレンズですが、手振れ補正は搭載していません。SONYのフルサイズ一眼は、第2世代からすべてボディ内手振れ補正が付いているので、問題ありません。

また、最短撮影距離が50㎜とあまり寄れないレンズではありますが、フルサイズ→APS-Cと切り替えることで、見かけ上の撮影倍率をあげることは可能です。

何よりも、軽く比較的コンパクトなレンズなので、コンパクトなα7シリーズのカメラにはぴったりサイズなので、とても使い勝手がいいです。

基本的に家での撮影は、このレンズをメインで活用していました。

 

室内で55mmは狭すぎず広すぎずちょうど良い画角!

去年まで、キヤノンのフルサイズ一眼レフである6Dを使っていた私。50㎜F1.8といういわゆるキヤノンの撒き餌レンズが室内の定番レンズでした。

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なので、SONYに機材変更した際に、EF50mmF1.8の代わりとなる55㎜F1.8のこのレンズが一番に購入候補に挙がりました。

本当は、しばらくマウントアダプター経由でEF50mmF1.8を使う予定でしたが、ボディと同時購入したズームレンズが入荷待ちでなかなか届かなかったことにより、瞳AFを試したくて購入。

レンズを購入してすぐの写真が上の弟くんの写真になりますが、その描写のすばらしさにうっとりしてしまいました。さすがZEISSの冠を掲げたレンズです。

55㎜という画角も、50㎜よりは少し長いですが、家の中で子供たちを撮るのに最適な画角。

ちょうどよい切り取り感で子供たちをとらえることができるのでとても使いやすいです。またF1.8と明るい単焦点レンズなこともあり、暗い室内でも気にせず写真が撮れるのが嬉しいですね。

フルサイズセンサー+明るい単焦点レンズのとろけるようなボケがたまらないです。

 

 

もう少し寄りたいと思う時もあるけど、物撮りにも良い

室内での利用がメインということで、ブログ用の物撮り写真もこちらのレンズを使って撮影を行うことが多いです。

55㎜の画角だと、パースはかかりにくいため、商品を見たままの姿で撮影することができます。

また、明るいレンズで背景をぼかしやすいため、商品自体を際立たせて撮影することができます。

やはり紹介したいものが、しっかり印象的に撮れるのが一番ですからね。

もう少し大きく写したいな・・・と思った場合は、α7RⅢにあるAPS-Cモードに切り替えて1.5倍として撮っていたので、寄れないというデメリットも多少は改善できます。

時にはこんな写真も撮りますが…夜の室内で、この背景ボケ…素晴らしいです。

 

外出にはズームを持って行きがち。なので最近出番が・・・

ただ、外出時はやはり単焦点レンズよりはズームレンズを付けていくことが多いです。

55㎜は外出時に使うにはちょっと狭いというか、出かけ先の風景も込みで撮るには子供とそれなりの距離を取って撮影することが多いので、ちょっと不便です。

子供がまだ小さいので、それほど離れられないですからね。

なので、外出時にはα7RⅢにはタムロンの28-75㎜、そしてコンパクト部門として35㎜単焦点レンズ搭載のRX1RM2を持っていくことが多いです。

とはいえ、やはりSEL55F18Zの描写は素晴らしく、外出先で子供を撮るとやはり素晴らしい存在感を表現してくれます。

もともとが軽いレンズなので、子連れでのお出かけ時でも気軽に持ち出せるサイズ感なのは嬉しいですね。手振れ補正はないですがボディ側に強力な手振れ補正が効いているため、まったく気にせずに使用することができます。

また夜の花火の撮影でも、明るいレンズだからこそ、ノイズも少なくきれいに撮影できます。夏の夜の花火タイムにブレなく綺麗に撮影できるのは本当に便利!

とは言いつつも、先ほど書いたように、タムロンのレンズを購入してからというもの、出番がめっきりと減ってしまいました

タムロンレンズが、28-75㎜のズームレンズでありながらF2.8通しで、かつ最短撮影距離19㎝と非常に寄れるレンズということもあり、家でもほぼこれで良いんじゃ?という状態になっています。

物撮りもできますし、さらに寄りたい場合はマクロレンズの出番になりますし。

SEL55F18Zじゃなくても良いや、という感じになり、正直最近は少し手放すことも検討していました。せっかくなら使ってくれる方の元に行った方がいいのじゃないかと思って。

しかし、最近α6500を購入してから、再びSEL55F18Zが息を吹き返したんです!

 

α6500と組み合わせで再びSEL55F18Zの良さに気づく

α6500との組み合わせは軽くて小さくてAFサクサク!!

そもそもα6500を購入したのは、手振れをもっと防ぎたいという気持ちよりも、現在所有している手振れ補正非搭載のレンズを活用したいというのが大きな要因でした。

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その中でも一番活用したかったのが、このSEL55F18Zです。

せっかく素晴らしいレンズなのに、α7RⅢでは活躍の場が少なくなっていたので、APS-C用としてしっかり活用できるようにしたかったんです。

それが、大正解!

α6500の高速AFと手振れ補正のおかげで、SEL55F18Zと組み合わせるとすこぶる快適に使用できるようになりました!

手振れ補正を搭載しながらも、このコンパクトさと軽さを実現しているので、281gという非常に軽い単焦点レンズとの組み合わせは非常にバランスが良いです。

コンパクトなボディと軽いレンズのおかげで、子供を追いかけながらの撮影も気軽にできます。

ストライダーで走り抜ける兄くんを高速AFでしっかり捉えてくれました!

顔認証でサクッと顔にピント合わせてくれるし、AFも早いし、軽いし、手振れ補正も効いてるし、描写は最高だし、もう言うことなしの最高の組み合わせです!

 

換算82.5mmは中望遠で切り取る感じが最近新鮮

1点気になるところと言えば、APS-Cセンサー搭載のα6500だと、フルサイズ使用時と比べて1.5倍の82.5㎜相当の中望遠域の画角になる点です。

中望遠領域は、通常使用している35㎜や55㎜と比べると、より切り取る感じが強くなります。

テーブルに座ると、ちょうど向かい側の人が、かなり大きく写る感じですね。

とは言え、最近タムロン28-75㎜でも75㎜にして使用することも多く、82㎜でも違和感なく使用できる領域です。

むしろ少し望遠気味になるので、背景ボケなども綺麗に出てポートレート的に子供を撮るのに非常に使いやすい画角だなと感じます。

また、もともと寄れないレンズなので、諦めがちなお花の写真なども、1.5倍になることで意外と大きく撮影できるようになりました。

α7RⅢの時も、もう少し寄りたい場合はAPS-Cモードに切り替えて使用していたので、APS-Cセンサーとして利用しても、使用感は変わらないところが良いですね。

α6500のピーキングを活用してMFでピントを追い込むこともできるので、使いやすいです。

何よりもSEL55F18Zの描写力をそのまま生かして活用できることがとてもうれしい。

はぴこ
はぴこ
α6500の常用レンズの地位を獲得したので、本当に良かったと思います!

SEL55F18Zで撮る家族の写真がとにかく最高!!

SEL55F18Zは、ZEISSの冠を付けたSONY純正レンズということで、やはりSONYのフルサイズやAPS-Cの上位機種との相性はすこぶるいいです。

AFも早いし、顔認証だけでも、かなりの確率で瞳にしっかりピント来ていますし、常に動き回る子供の撮影でも、かなりの確率でしっかり子供を捉えてくれます。

非常に人気のあるレンズだけあって、やはり描写はピカイチですね。

とは言え、他のレンズとの兼ね合いで単焦点レンズで無くても良いのでは?と思う場面もありますが、それでもやはりこのレンズで撮った写真は素晴らしい。

特にα6500と組み合わせると、センサーサイズを感じさせないくらい素晴らしい写真が撮れるようになりました。

はぴこ
はぴこ
やはり・・・レンズって大切ですね。

高額なカメラを買って、なかなかレンズにまで予算を割くことはできないことが多いですが、写真の質ってレンズで決まる部分がかなり大きいと思います。

特に最近のカメラはどれも性能的には、かなり素晴らしいものばかりですからね。

SEL55F18Zは、純正レンズなので少々高額ではありますが、それでもやはり持っていて損はないレンズだと思います。

特にSONYのフルサイズミラーレス一眼や、α6500を使用している方にはおすすめですよ!

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