こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
この4月は弾丸一人ハワイ旅行や家族で石垣島旅行など、いろんな場所に旅行しました。
それぞれの旅行では、X-E3とかα7RⅢとか一眼カメラも持って行きましたが
結局一番多く使ったカメラは富士フイルムのX100Fという高級コンデジでした。
今日は、実際に海外旅行や子連れ旅行にX100Fをもって使ってみた中での
メリットやデメリットなど、いろいろと綴りたいと思います。
富士フイルムX100Fとの海外旅行&国内旅行を終えて
小型なカメラだから、一人旅でもさっと取り出しやすい
一人ハワイ旅行で、空港から出てすぐに撮ったこの写真。
手には荷物がたくさんあって、移動しなければいけない状況でしたが
小型なカメラであるX100Fはささっと撮ることができました。
ハワイに着いたぞーーー!!!っという気持ちの高揚感が出て結構お気に入りです。
開放で撮っているにも関わらず、ヤシのトゲトゲした葉もしっかり解像していて
さすがの描写力だなと思います。
また、海外の女一人旅とあり、安全面もちょっと気にはなります。
観光地であるハワイは、リゾート気分になって気も緩みがちではありますが、
決して、治安の良い場所ではありません。
私も以前アラモアナの近くで、ホームレスに絡まれ追いかけられたことがあります。
海外でファインダー覗いてると、なんとなく荷物周りに目が届かなくなるからちょっとだけ不安になる。いや、斜めがけして体に密着させてはいるのだけど。
海外旅行はファインダー無しで撮影できるカメラの方が防犯的に良いのかもしれない。— はぴこ@物欲大魔王 (@HappyTravelerwK) April 19, 2018
旅行中に上記のように呟いていましたが、やはりしっかりと構える一眼カメラだと
ファインダーで見えている範囲に集中しがちなので、手元の荷物が見れません。
もちろん、斜め掛けバックなど、体に密着するバッグを持って行ってますが
それでも、一人でファインダーの世界に没入するのはちょっと怖いなと感じました。
その点、X100Fならファインダーもありますが、
ライブビューでもしっかり確認できるので使い分けができます。
また、ハイブリッドアドバンスドファインダーで光学ファインダー(OVF)にすると
EVFよりも見える範囲が広がるし、素のままで確認できるので安心でした。
テーブルフォトにちょうどいい画角
X100Fは換算35mmとい画角ですが、席についてテーブルの上を撮るのに丁度いいんです。
そう、旅行先で食べた食事を写真に収めるのに丁度いい画角なんですよね。
なので、一人で食事をしていても、ぱっと出してささっと撮ることができました。
F2の明るい単焦点レンズが装備されているので
店内でも、明るさが不足することも無く、また食事をふんわり美味しそうに撮ることができます。
私はボケ量の大きい写真が好きなので、
綺麗にボケる明るい単焦点レンズの付いたX100Fが生み出す写真は本当に大好物です。
また、レンズ面から被写体までの最短撮影距離が10cmとかなり近づけるので
こんな風に手で持った飲み物の写真などもサクッと撮れるのがありがたい。
こういう旅先で買ったもの等も、写真として残しておくと
あーこのジュース美味しかったよな~なんて思いだせるので嬉しいです。
ズームがなくてもデジタルテレコンで代用できる
先ほども書いた通り、X100Fは単焦点レンズが固定で付いたカメラになります。
ということは、ズームすることが出来ません。
この、ズームできないということが、旅行カメラにおいて致命的に感じると思います。
だけど、X100Fにはデジタルテレコンと言って、
通常の35mmから50mmと70mmにデジタルズームすることができるんです。
デジタルズームなので、結局写真をクロップしている形にはなりますが
フジの処理能力が良いのか、それほどクロップしても画質の低下を感じません。
上の飛行機の写真は、空港で70mmまでテレコンでズームして撮影しましたが
しっかり解像出来ていますし、画質的にも問題ないと思います。
このデジタルテレコンのおかげで、ズームなくても特に不満なく使用できました。
望遠はデジタルテレコンできるけれど、逆に広角側はちょっと弱いのでは?と考えていました。
特に旅先なので、もっと24mmくらいの広角が欲しくなるかな?とも思っていましたが
意外と35mmでも特に不足なく風景を捉えてくれたと思います。
普段からX100Fを使うようになっていたので、35mmの画角に慣れて着たせいかもしれませんが
広すぎず狭すぎず、ちょうどよい範囲で撮影できるので、非常に使いやすかったです。
一人旅行にX100Fという組み合わせは、最高の組み合わせかもしれないなと今回感じました。
子連れ旅行でのママカメラとしてはどう?
抱っこしてても邪魔にならないサイズ感は神!
じゃあ、子連れでの旅行ではどうだったの?というと、こちらもX100Fが活躍してくれました!
弟くんを抱っこしながらでも、こんな風にパシャっと撮影出来るのが嬉しい。
抱っこ+高台に続く階段を登るというハードな場面でも大丈夫でした!
X100Fは小型なカメラと言っていますが、高級コンデジの中では大きめのカメラになります。
私は以前SONYのRX100m3という非常にコンパクトなカメラを旅カメラとしてました。
RX100m3は本当にコンパクトで、ポケットに入るほど小さく持ち運びもしやすくて、
子供と一緒にハワイ旅行に行った際に、非常に役に立ってくれた素晴らしいカメラです。
>>結局RX100m3しか使っていない。子連れ旅行には高級コンデジが最強です。
RX100m3と比べるとX100Fは、かなりサイズアップになるため
正直子供を抱っこすることの多い旅行では、大きく邪魔に感じるかな?と懸念していましたが
レンズが薄いおかげか、それほど邪魔に感じることなく使うことができました。
基本的にカメラは出しっぱなしで、斜め掛けにして両手は開けておいて抱っこに備え
撮りたいときに、さっと持ってパッと撮れる感じですごく使いやすかったです。
ただ、フジのカメラは物理ダイヤルなため、取り出したりを繰り返す間に
気づかないままに露出ダイヤルが回って、思ったより暗く写ったりなど
意図せず設定が変わるのが、ちょっと気になりました。
もう少しダイヤルが重いと良いのかな?そうするといざ設定を変えたいときに不便そう。
なので、やはり撮影する前には確認したほうが良いのでしょうね。
あ、あと取り出したりするときにせっかく作ったホットシューカバーがどこかに行っちゃった…
お気に入りだったのに・・・また作らなきゃかな。
子供との距離が近いまま撮影できる
何よりも良かったのが、コンパクトなボディで、被写体に寄れるレンズのおかげで
子供と離れず、近い距離のままで撮影できるところが良かったと思います。
一眼カメラについているレンズって、意外と離れないとピントが合わないものが多いのですが
X100Fの寄れるレンズのおかげで、普通に子供のそばに居ながら
今その楽しそうな瞬間を捉えることができました。
上の写真ノーファインダーで撮っているので、水平とれていないし微妙ですが
兄くんが楽しそうに砂遊びしている姿が撮れて、個人的には非常にお気に入りの写真です。
X100Fにはチルト液晶が付いていないので、こんな風に子供の目線に合わせたいときに
ちょっと不便に感じると思いますが、個人的にはチルトあっても同じ撮り方すると思うので
さほど気にならないデメリットです。
でも、どうしてもチルト液晶が欲しい人は、
チルト液晶が搭載された同じく富士の高級コンデジであるX70の後継機が
この5月に発表されるらしいので、そのX70の後継機(X80?)を待つのもアリだと思います!
(情報のソースはフジブロガー界のドン・COLA BLOGのこの記事です⇒X100Fが欲しい)
X70もとても素晴らしいカメラでしたよ。
>>今更ですが富士フイルムX70を購入!私が求めていたママカメラはこれだったのか!!
話をX100Fに戻しまして・・・
まぁ、狭いグラスボードの中でも、一生懸命海の中のお魚を見つめる子供たちの様子など
近い距離に居ながら撮ることができて、とっても便利でした。
距離が近くてもピントが合うって、距離感が近い小さな子供連れにおいて
結構?いや、かなり重要な要素だと思います。
子供はお構いなしに近づいてきますからね。
飛行機の中など狭い場面では画角が狭すぎることも
ただ、近くに寄れてとっても便利なX100Fでしたが
換算35mmという画角がちょっと不便な場面もありました。
それは、飛行機の中での撮影です。
飛行機は基本的に隣同士に座り、非常に密集しているため
隣に座っている子供の様子を撮ろうとすると、こんな風にかなりアップになってしまいます。
飛行機の中での撮影には、やっぱり換算28mmくらいの広角が必要かもしれませんね。
飛行機機内での様子も撮りたいとか、もう少し広角側も欲しいなって人は
X100Fに付けられるワイコンを用意して広角にするのも良いと思います。
これを付けると、換算28mmまで画角が広がりますが、レンズの明るさはF2のままです!
さいごに
実際にハワイ旅行や子連れ石垣島旅行をX100Fをメインに使ってみた感想として
少し不便な点も書きましたが、トータルとしては非常に満足しています。
正直、このコンパクトさで、これだけの写真が撮れるって・・・
素晴らしいとしか言いようがありません。
石垣島旅行中に、フルサイズ機であるα7RⅢと比較クイズをやりましたが
私が下手くそすぎて作例も悪かったのもありますが、
約半数の人が見わけが付かないほど、X100Fから生み出される写真はすごいんだと思います。
APS-Cサイズの大型センサーに、レンズ交換式のフラッグシップと同じ
画像処理エンジン・センサーが搭載されていることもありますが
レンズが交換できない固定式のカメラだからこそ、レンズが専用にチューニングされているため
生み出されている写真も非常に素晴らしいのだと思います。
X100Fを使用していて、X100Fに魅了されている人が数多くいますが
実際に使ってみて、本当にそのポテンシャルの高さを痛感しました。
旅カメラとしてX100Fを選びましたが、実際にあちこち旅行してみたからこそ
この選択は本当に大正解だったと素直に思います。
次に読むのはこれ!
富士フイルムのミラーレス一眼で、X100Fと同じサイズ感のX-E3。
この2つについて比較を行いました!合わせてどうぞ!!