こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
アウラニのあるコオリナ地区は、
ワイキキのように便利なトローリーが走っていないので
レンタカーがあると便利です。
はぴこ家もレンタカーを使用予定で予約しています。
ハワイでも、日本同様子供にはチャイルドシートの着用が義務付けられており
レンタカー会社でも、チャイルドシートのレンタルが設けられていますが
いかんせんお高い…
ということで、日本で使用しているチャイルドシートを
ハワイに持って行って使用しようかと考えていたところ
実は、日本で販売されているチャイルドシートは
ハワイ(米国)で使用すると、法律違反になるようです。
日本認証のチャイルドシートを使用すると罰金に
米国の安全基準はFMVSS 213
米国であるハワイでは、米国の安全基準である
FMVSS 213規格で認証されたチャイルドシート以外を使用していると
法律違反とみなされるそうです。
レンタカー会社のダラーレンタカーのHPでも下記のように記載されています。
※個人所有のチャイルド/インファントシートを利用する場合は、アメリカの安全基準(FMVSS)を通ったシートに限ります。(ベスト不可)日本の安全基準を通ったものは認められません。
※法律に違反した場合、罰金及びチャイルドシート・セーフティ講習の受講が義務付けられています。
実際に、持参したチャイルドシートを持参して使っていたとしても
車の中に入って、認証マークを確認したりはないでしょうが
万が一、事故にあった場合などに、
レンタカー会社で入った保険が下りない可能性があります。
ということは、米国の高い医療費を払わざるを得なくなるわけです。
それに加えて、事故調査で法律違反がわかると、
罰金・講習参加が義務付けられてしまうそうです。
せっかく楽しい旅行に来ているのに、
法律違反で罰せられるなんて、絶対に嫌です!!
日本の安全基準はヨーロッパ規格ECE/R44に準拠
日本も2006年までは、アメリカ基準のFMVSSに準拠していたのですが
2007年に安全基準の見直しが行われ、
ヨーロッパ安全規格であるECE/R44に準拠するようになったようです。
ですので、日本で国土交通省認証チャイルドシートは
基本的に特に記載がなければFMVSS認証は受けていません。
アメリカではFMVSS認証以外のチャイルドシートは認められないので
ハワイでは使用できないのです。
我が家の弟くんが使用しているチャイルドシートは
マキシコシのぺブルなのですが、
こちらは、ヨーロッパ規格の認証はとっているので
ヨーロッパでの使用はできますが、米国では使用できません。
ということは、ハワイに持って行っても使用できないということです。
レンタル or 現地購入?
荷物が増えないレンタルだけど、高い&汚れが心配
持参して使用できないことを考えると
選択肢は2つ。
レンタカー会社でレンタルするか、現地購入するか
レンタカー会社でレンタルすると
荷物も増えないし、返す時もそのままで良いので手間は省けますが
正直、汚れが心配です。
海外なので、あまり清潔でないと聞きますし
弟くん、何でも舐める時期なので、ベルトとかすぐに舐めてしまいます。
潔癖症ではないけど、やはりちょっと気になりますよね。
また、長期滞在となるとレンタル料も高いです。
今回、後半の6日間だけレンタカーを使用予定ですが
6日間でチャイルドシートレンタル料金が1人35ドル。
2人分で70ドルもかかってしまうんです。
70ドルなら現地購入しても同じくらいになりそう。
持って帰るのは手間ですが、今後使えるだろうし
不要ならば、メルカリなんかで売ってしまえばいいだけですもんね。
メルカリ使ったことないけど。
幸い、今回は前半はワイキキでレンタカー使用しないですし
ワイキキ滞在中に現地購入する方向で行こうかなと考えています。
ウォルマートでの価格調査
現地購入するにしても、購入価格がレンタルより高いと
レンタルのほうが良いと思うので、まずは価格調査です。
まずは、子供たちに必要なシートを選びます。
ニッポンレンタカーハワイのHPに基準が記載されていました。
インファントシート | チャイルドシート | ブースターシート |
体重:10kgまで 身長:65cmくらいまで 年齢:生後9か月くらいまで |
体重:9~18kg 身長:65~100cm 年齢:生後9か月~4歳 |
体重:15~36kg 身長:100~143cm 年齢:4歳~10歳 |
これによると、弟くんは10か月ですし、9キロなのでチャイルドシートで良さそう。
兄くんは3歳半ですが、体重も身長も基準を満たしているので
ブースターシートで良さそうです。
というわけで、それぞれの価格調査!
チャイルドシートは、50ドル前後であるようです。
これなんか、大好きなミッキー模様ですし価格も42ドルで良いですね。
ブースターシートはさらにお安く12ドルくらいからありますね。
これなんか、日本でもおなじみグレコ製。
全く同じ形のものが、日本では5000円で売られていますが
さすがアメリカブランド。20ドルですね。安い!
ワイキキ界隈のウォルマートに同じものが売っているとは限りませんが
現地購入でも、およそ60ドルくらいで手に入るようなので
レンタカー会社でレンタルするよりもお得になりそうです。
FMVSS認証のチャイルドシートは日本では使えます
ちなみに、日本基準のチャイルドシートを米国では使用できませんが
FMVSS認証のチャイルドシートは日本で使用できるようです。
国土交通省作成のチャイルドシートのHPには
米国安全基準(FMVSS No.213)に合格しているものは
国土交通省認証のものと同等とみなすと記載されています。
ヨーロッパ安全基準(ECE R44)も同等とみなすようですし
日本は結構柔軟なんですね。
なので、ハワイで購入したFMVSS対応チャイルドシートを
日本に持ち帰って使用するのは大丈夫なようです。
さいごに
レンタル料節約のために、日本からチャイルドシートを持参予定でしたが
米国では法律違反になることが分かったので、現地購入することに決めました。
はぴこ家の場合は、レンタカー会社でレンタルするよりも
現地購入する方がお得になる計算でしたが
1~2日くらいレンタルするくらいなら
レンタカー会社でレンタルしたほうがお得で便利です。
荷物にならないし。
その場合、清潔感などが気になるようでしたら
バスタオルやカバーなどを用意して持っていくと安心できますよ。
また、空港に到着してすぐにレンタカー使用する場合も
チャイルドシートを購入できないので、レンタルしたほうが早いですね。
日本で事前にFMVSS対応チャイルドシートを購入するのも
少々割高ですが、一つの手だと思います。
ハワイで購入したFMVSS認証チャイルドシートは、日本では使用可能ですので
もし、ちょうどチャイルドシートからブースターシートに変えるタイミングだったり
もう一つチャイルドシートが欲しいな、というタイミングであれば
ハワイで購入して使って、そのまま持ち帰って日本で使用するのもアリですよね。
ま、不要ならメルカリやヤフオクで売るのも手だと思いますよ。
次の記事はこれ!
実際にハワイで購入しました!購入レポートと使用感についてはこちらをどうぞ!