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X-E3作例付きレビュー!カメラ初心者のママ・パパにもおすすめ出来るすごい子です。

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こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。

12月末に実質無料で手に入れた富士フイルムのミラーレスカメラX-E3
購入してから1カ月半ほど経過しました。
小型軽量なサイズ感もあって、持ち出しやすく
子供とのお出かけでも苦にならずに撮影が出来ます。

使用しているうちに、
「あ、このカメラとレンズのキット、初めての一眼カメラとして最高なのでは・・・!?」
と言う思いが沸々とわいてきたため、
どこがどう初心者におすすめのカメラなのか?という観点で
今日は珍しく本気レビューしたいと思います!

初めてのお子さんが生まれるとか、もっと子供の写真を綺麗に残したいとか
そういう思いで新しいミラーレスカメラを探されていると思います。
そんな方にこそ、ぜひおすすめしたいカメラなので
私の下手くそな作例付きで申し訳ないのですが
長い記事にお付き合いしていただけると幸いです。

このレンズキット、超絶おススメです。



 

FUJIFILMのX-E3レンズキットは初めての一眼におすすめです!

小型軽量ボディなのにセンサーが大きめで綺麗に写せる

富士フイルムのX-E3に使われているセンサーは、
ミラーレス一眼カメラとしては大き目のAPS-Cセンサーが使用されています。
APS-Cセンサーは、キヤノンやニコンの一眼レフカメラにも使用されており
一眼レフカメラの主流のセンサーサイズになります。

APS-Cセンサーは、オリンパスやパナソニックのミラーレスカメラに使用されている
マイクロフォーサーズセンサーよりも、面積が1.6倍ほど広く
SONYのRX100シリーズに採用されている1インチセンサーよりも3.1倍広いです。

センサーの面積が広いとなぜ良いのか?
カメラのセンサー部分は、レンズから通ってきた光の情報を記録する場所になります。
なので、センサーが大きければ大きいほど、光の情報をたくさん集めることができるため
一般的に、暗いところでノイズが少なくなり、主役がくっきり際立った写真や
背景が綺麗にボケた写真など、より一眼カメラらしい写真が撮れやすくなるんです。

X-E3はミラーレス一眼としては、かなり大きめのAPS-Cセンサーが使用され、
さらに、その搭載されているセンサーがフジ独自開発のX-TransTM CMOSⅢと言って、
上位機種であるX-Pro2やX-T2と同じセンサーが使用されているため
コンパクトで軽量でありながら、非常に綺麗な写真が得られる実はすごいカメラなんです。

 

 

初めての一眼としてキットレンズが素晴らしすぎる

初めてのミラーレス一眼カメラだと、やはりレンズキットで購入される人が多いですよね?
一般的に、キットで付いてくるレンズは軽くて取り回しが楽で良いけれど
写りがイマイチなレンズが多いと言われています。

だけど、X-E3のレンズキットで付いてくるレンズは
実はかなり優秀なレンズで、キットレンズとは思えない素晴らしい写真を生み出してくれます。

レンズ単体で買っても5万弱するレンズです。
このレンズの何が素晴らしいかと言うと、光を取り込む能力がすごいんです。

カメラのレンズで、光を集める能力を示す指標になるのが
F値と言う絞り値を表す数値で、このレンズでいうとF2.8-4という数字になります。
このF値が小さければ小さいほど、光をより多く取り込める明るいレンズと言うことになり
F2.8-4の意味は、広角28mmではF2.8が最小値で、
望遠55mmでもF4が最小値として使用可能ですよ、と示していることになるんです。
F値が小さいと、より光を集められ、かつより背景をぼかした写真が撮れるようになります。

他メーカーのキットレンズだと、同じズーム領域でもF3.5-5.6とか
始まりの数値がフジのこのキットレンズよりも大きいため、
キットレンズを使うと、ボケない!暗い!!という不満が出てくることがあります。

でも、富士のキットレンズなら広角からしっかりボケを生かした写真が撮れるんです。
例えば下の写真。広角18mm(35mm換算27mm)で撮った写真です。

ウッディのトミカにピントを合わせて撮りましたが
後ろのバズのツムツムカーやクロネコさんの車を綺麗にぼかした写真になっています。
一般的には、広角側はボケにくいと言われているのですが
F2.8という明るさのおかげで、しっかり綺麗にぼかすことができるんです。

一眼カメラの醍醐味って、個人的にはこのボケ感だと思っています。

逆に風景などぼかしたくない場合は、F値の数値をあげればOK

上の写真はF10まで絞ってみました。(F値をあげることを絞ると言います。)
F2.8ではふんわりボケていた背景も、クロネコカーまでくっきりしっかり解像しています。
ここまで絞れば、風景写真とかでも、隅々までしっかり解像してくれて
ボケ過ぎてどこに行ったのかわからない?なんてことも防ぐことができます。

いやいや私はもっと寄って、背景がボケボケの写真が撮りたいって人も
このズームレンズなら簡単に撮影可能です。

上の写真は、18mmで撮った2枚の写真と同じ場所から移動せず
ズームレンズを回して18mmから望遠端の55mm(35mm換算約83mm)で撮ったもの。
ズームすることで、F値は2.8からF4まで大きくなってしまいますが
望遠端でF4はまだまだ明るい数値と言うことで、背景をしっかりぼかすことができました。

ズームレンズのズームって、遠くのものを近くに撮るためではなく
近くのものをよりアップに撮ることもできるんです。
また、望遠の方がよりボケ感がUPするため、背景ボケボケの写真も撮れるんですね。

また、ボケだけでなく、ピントが合っている場所はしっかり解像しているし
なにより、こちらのズームレンズには手振れ補正が内蔵されているため
手振れを起こしやすい初心者でも安心して使用できるんですね。

子育て世代だと、やはりズームがあるのは何かと便利。
だけど、キットのズームレンズだからと言って写りが良くないと
せっかくのミラーレス一眼なのに、楽しめない要因になってしまいます。

X-E3のキットレンズは、ズームレンズなのにこれだけ良く写る素晴らしいレンズなので
初心者でも、多少カメラを使用してきた人でも、まず満足出来るセットではないかと思います。

 

 

カメラの操作系が直観的でわかりやすい

富士フイルムのカメラの特徴として、このカメラ上部の軍艦部分に
いろいろと設定を変更できる物理ダイアルがある点ではないでしょうか?

富士フイルムのカメラは、物理ダイヤルで設定が可能なので
いちいちファンクションボタンで呼び出したり
どのボタンだったっけ?って悩まなくても
目で見てすぐに触れる点が良いんです。

もちろんAutoでの撮影も可能。
上の写真のように、左側のダイヤル横についているレバーを
AUTOの場所に置いておけば、特に設定を弄らなくても
カメラが最適条件で撮影してくれるので大丈夫。

カメラが不慣れな人でもAUTOで綺麗に撮れますし
自分でいろいろ設定を弄っている人でも
観光地で他の人にシャッターを押してもらう時に
さっとAutoにレバーを合わせるだけで、簡単に撮ってもらうことができます。

もちろん、せっかくの一眼カメラなのですから
AUTOだけでなく、自分で設定をいろいろいじりたいですよね。

そんな時は、上の写真のようにAUTO側だったレバーを上に動かすだけでOK。
左側のダイヤルはシャッタースピードを変えるダイヤルなので、
基本的にA(オート)のままで良いと思います。

右側のダイヤルは、写真がちょっと暗いな・・・って時に
さっとプラス側に回すだけで、写真が明るくなりますし
逆に明るすぎる!って時は、マイナス側に回すだけでOKなんです。

レンズの話の時に出てきた、F値の変更も、キットのズームレンズであれば
レンズ脇のスイッチを絞りマークに合わせて
矢印の部分をくるくる回転させることで、F値を変更することができるんです。

私、キヤノンやソニー、オリンパス、パナソニックなどの
一眼カメラを触ってきましたが、このレンズのリングで絞りを変えるカメラは初でした!
でも、確かにレンズ内の絞りを変更させているので
こんな風にリングを回して調節するやり方は理に適っているし、やりやすいなと思いました。

よく使う項目が、物理的に目に見える場所にあるのは
初めての人でも使いやすい点だなと思います。

 

 

タッチパネルはコツがいるけど、使わなくても操作は可能

また、よく使うものは物理ダイヤルがありますが
その他の細かい設定などは、ファンクションから呼び出す必要があります。

実はこのX-E3は、ミニマリズムがテーマとあって
ボタン類がかなり省略されており、よくある十字キーなどがありません。
また、タッチパネル液晶をスワイプ(フリック操作)することで、
予め割り当てられていた機能を呼び出すことができます。

この、フリック操作が今まで富士を使用していた人にとっては微妙らしいですね。
私も初めはなかなか呼び出せなくて、ちょっと苦労したのですが
コツをつかむと、簡単に呼び出せるようになりました。
自分が思うよりも、もっと早くスワイプするのがコツのようです。

まぁ、フリック操作で呼び出さなくても、写真のように
①Qボタンを押す
②フォーカスレバーで希望の項目を選ぶ
③親指付近のダイヤルを回して設定する
というやり方でも出来るので、特に不便さは感じていません。

タッチパネルでピントの位置も調整できるし
ファインダーを覗きながら、フォーカスレバーで動かすことも出来るので
かなり使い勝手は良いと個人的には思っています。

なによりも、このコンパクトさでファインダー内蔵なのがすごい。
ファインダーもすっきり見やすくて、EVF独特な見難さも無く快適に撮影できます。

 

 

子供の写真もサクサク撮れる早いAF

ここからは実際に撮影した写真も交えながら。

私、富士フイルム製のAPS-CセンサーのカメラでX70というコンパクトカメラを持っています。
サイズ感はほぼ同等のX70とX-E3なのですが
やはりX-E3の方が最新機種だけあって、AFの速さが全然違います。

X70だと、子供の顔にピントを合わせようとしている間に
子供自体が動いてしまって、うまく撮れないということがちょこちょこあり
地味にストレスを感じていました。
そのAFの遅さも、X-E3を購入する一つの要因だったんです。

X-E3なら、X70と比べてもサイズ感はさほど変わらないのに
AFがきびきび合うので、走る子供もしっかりとらえて撮影することができます。

歩けるようになって、行動範囲が広がった弟くんは
よちよち歩きの1歳児なので、常にふらふらしていますが
X-E3なら、さっと構えてパッと撮れるので、安心です。

X-E3ならファインダーを覗かなくても、液晶を見ながらでもきびきび撮影できるので
子供の様子を確認しつつ、スナップ写真が撮ることが可能です。

APS-Cという大型センサーを搭載しているし、
キットレンズには手振れ補正機能も付いているので
暗い水族館でも、しっかり子供にピントがあって撮影することができました。
暗い場所なので、ノイズ発生が気になるところですが
ISO1600でも全くノイズを感じることなく、綺麗に撮影できています。

高感度の強さやノイズ処理の秀逸さもフジフイルムならではだと思いますね。

 

 

 

富士フイルムには軽くて小さい単焦点レンズが揃っている

レンズ交換式のカメラを購入したからには、
やはり、キットレンズだけではなく、せっかくならレンズ交換して楽しみたいですよね。
せっかくの小型軽量ボディのX-E3なので、できれば大型レンズよりも小型なレンズが良い。

富士フイルムの良いところは、小型軽量で写りの素晴らしい単焦点レンズが
数多くラインナップされている点だと思います。

キットのズームレンズから、ステップアップするために
小型軽量な単焦点レンズをそろえるっていうのも、一つの楽しみじゃないでしょうか?

特に、こちらのXF23mmF2レンズは、X-E3のもう一つのレンズキットである
単焦点レンズキットに採用されているレンズです。

レンズキットとして売り出してるくらいなので、
サイズ的にもビジュアル的にもX-E3にピッタリなのはもちろんのこと
重さが180gと軽く、ズームレンズの310gよりも気軽に持ち出せるレンズになります。

なので、写真の腕を磨くために、ズームレンズはひとまずお休みして
単焦点レンズのみで、気軽にお出かけするっていう使い方も楽しいですよ。

23mm(換算35mm)という画角は、実際に目で見ている画角に近いので
違和感なく、スナップすることができます。

また、富士フイルムの色はとても素晴らしく
撮って出しでの写真ですが、兄くんの紅潮したほっぺの色が綺麗に出ていますね。

X-E3にはチルト液晶はついていませんが
子供と一緒に遊んでいたら、結構同じ目線にしゃがんでいることが多いので
特に私は不便なく使えています。
単焦点レンズだと軽いので、一緒に遊んでいても大きく邪魔には感じません。

また、小型なボディと小型なレンズの組み合わせは
街を散策して気軽にスナップするにも最適なサイズ感。

何でもないところで、大きなカメラを抱えて写真撮るのは勇気がいるけれど
小さなカメラなら、さっと構えてパパっと撮れるので、躊躇なく撮影できますね。

XF23mmF2はF値が2で、ズームレンズよりもさらに明るいレンズになります。
残念ながら、手振れ補正機能はついていないのですが
明るいので、シャッタースピードが遅くならずに、手振れしにくくなり
室内でも、特に手振れすることなく撮影が出来ました。

背景のボケ感もきちんとあり、また意外と寄れるレンズなので
撮りたいものにしっかり寄って撮影することができますよ。

また、テーブルの上の写真も、23mmならさっと撮影することが可能です。
自分の席に座ったままで、パパっと撮れるのも嬉しいですね。
左から、お腹を空かせた弟くんの指が伸びてきていますが
そんな緊迫した雰囲気の中でも、さくっと撮れました。

すでにこれまでに一眼カメラを使ってきていて
明るい単焦点レンズが好きだ!とか、二台目にスナップカメラが欲しい!
って方には、この単焦点レンズキットが、すごく気軽に持ち出せておススメだと思います。

ただ、1台目の一眼カメラとして検討されている方でしたら・・・
私はズームレンズのキットの方をお勧めしますね。
で、2本目のレンズにこのXF23mmF2レンズがちょうどいいのではないでしょうか?

シルバーのレンズがあるのもフジの良いところ!



 

チルト液晶が必要ならX-A5も良さそう!

AFも高速になりチルト液晶での自撮りが簡単

X-E3を検討している人に、良く聞くのが
「チルト液晶があれば良いのになぁ」という言葉。
私自身はチルト液晶よりもファインダーがあることが優先事項でしたが
ファインダー要らないから、チルト液晶必要!って人も多いようです。

そんな人には、2月15日発売予定のX-A5はいかがでしょうか?

X-A5は、X-E3とは違う方式のAPS-Cセンサーですが
富士フイルムのカメラなので、歴代のAシリーズの写真は綺麗に写ると評判も良く
人気のカメラシリーズになります。

こちらのカメラなら、チルト液晶搭載で自撮りも可能なので
チルト液晶が必要で、かつ小型軽量な一眼カメラが欲しい人にはぴったりだと思います!

キットで付いてくるレンズは、X-E3のキットレンズと比べると暗めではありますが
富士のズームレンズの中では、一番小型で軽量なレンズになるので
カメラも小さく!レンズも小さく!!を望んでいる人には
X-A5も候補になるのではないでしょうか。

YoutubeでX-A5を紹介している動画など見ましたが
AFも早そうなので、使い勝手も良さそうなカメラだと思います。
発売が楽しみですね!

 



 

さいごに

以上、X-E3を1カ月半使ってきてのレビューでした。
センサー自体が、上位機種であるX-Pro2やX-T2と同じセンサーなので
写る写真達は、やはり素晴らしく、色のりも綺麗です。
それでいて、コンパクトなボディなので、
子供とのお出かけに気軽に持ち出せるサイズ感になっています。

一眼カメラは写真が綺麗に写ると聞くし、欲しいのは欲しいけど
大きくかさ張ると、持ち出すのが面倒になって使わないんじゃ・・・
と躊躇している人に、ぜひX-E3をお勧めしたい!

子供とたくさんお出かけして、思い出の写真をたくさん撮りたい
パパ・ママ世代にピッタリのカメラだと思います。

やっぱりズームレンズキットが一番のおすすめです!

 

次の記事はこれ!

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