こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
きました!ついにきました!!
海外で発表されて、いつ日本で発売になるのかと楽しみにしていたレンズが、
ついに発売決定しました!
そう。待望のSamyang製の大口径中望遠レンズである AF 135mm F1.8 FEが、
2022年5月27日(金)に日本でも発売されるんです!
今回、ちょっとだけお先にレンズをお借りして使用させてもらえたので、週末に撮ってきた写真を作例としてアップしたいと思います!
今回の記事はケンコー・トキナー様よりレンズをお借りしてレビューしています。
Samyang AF 135mm F1.8がキターーーー!!
F1.8の大口径レンズなのに以外と軽い!
というわけで。待望のサムヤン135mmレンズ!Eマウント用です。
いやぁ・・・やっぱり135mmはF2.8でもF2.0でもなく、F1.8が良いですよね(偏見)。
以前、SONYの同じく135mm単焦点であるSEL135F18GMを使用していましたが、やっぱり135mmでF1.8の大口径の破壊力はすさまじかったですもん。
諸事情により手放してしまいましたが、やっぱりこのレンズは特別なレンズでした。
そんなSEL135F18GMと今回のサムヤンのレンズ、そして同じく135mmF1.8であるシグマのレンズをスペック上で比較したのがこちらの表になります。
Samyang | SONY | Sigma | |
焦点距離 | 135mm | 135mm | 135mm |
F値 | F1.8 | F1.8 | F1.8 |
構成 | 11群13枚 | 10群13枚 | 10群13枚 |
絞り羽根枚数 | 11枚 | 11枚 | 9枚 |
最短撮影距離 | 69cm | 70cm | 87.5cm |
最大撮影倍率 | 0.243 | 0.25 | 0.2 |
フィルターサイズ | 82mm | 82mm | 82mm |
大きさ | φ93.4×129.6mm | φ89.5×127 mm | φ91.4×140.9 mm |
重さ | 772g | 950g | 1230g |
実売価格 (2022年5月) |
134000円 | 約21万円 | 135000円 |
表で比較すると、絞り羽根の枚数や撮影最短距離は、SEL135F18GMとほぼ似たようなスペックですが、なんといっても魅力なのは重さ!
SONY純正で950g、Sigmaに至っては1230gとどうしても重くなってしまう135mm単焦点レンズですが、なんと!Samyangは772gに収まっているんです。
確かに、SONYやSigmaのレンズと比べると、鏡筒がプラスチックなので、重厚感という感じはありませんが、その分軽く収まってるのは非常にありがたい!
プラスチックと言いますが、最近のSamyangレンズの鏡筒の質感、結構良いんですよね。
SEL135F18GMを所有していた時、やはり重さがネックで持っていくのをやめることが多かったので、軽いレンズというだけで好感度アップしてしまいますw
ちなみに、このような黒いポーチも付属しています。
レンズ用のポーチはやはり24mm用のタイプのポーチが好み・・・
とはいえ、そこまでこだわるともっとお値段が上がりそうなので、ポーチ付いてるだけOKですね。
フォーカスロックボタンや制限スイッチなど充実している
また、今回レンズが届いて感心したのは、きちんとフォーカスロックボタンやフォーカス範囲の制限スイッチが鏡筒横に設置されている点です!
これはかなり嬉しいポイントだと思います。
ただ、真ん中のモード切替スイッチは、フォーカスリングでF値を変更させるように出来るのですが、ここがAF/MF切替スイッチにできるなら、そっちの方が良いなと思いました。
M1でMFに切り替わる、M2でF値変更に切り替わる。みたいな感じで。
フィルター径はさすがの大口径レンズらしく82mmと大きめ。
最近のSamyangの新しいレンズと同様に、赤いラインは鏡筒の前からしか見えない控えめな感じになっています。
このデザイン、おしゃれで結構好きです。
これくらいシンプルなデザインがやっぱりいいですね。
α7Ⅳやα7Cに装着してみた
それでは早速、カメラに装着してみます!
α7Ⅳに装着したらこんな感じ。
結構鏡筒は太めですが、レンズもそれほど重いわけではなくバランスは結構良いかも。
上から見るとこんな感じ。
上から見た感じのシンプルさが、やっぱりいですね~。
フードを取り付けるとこんな感じ。
フードは結構大き目ですね。しっかりしています。
フードは結構厚みのあるタイプですかね。
フードつけると途端にかなり大きなレンズに見えてきちゃいますね。
続いて、α7Cに装着した場合です。
α7Cはコンパクトだから、レンズの太さが結構目立つかも。
とはいえ、手に持った時のホールド感などは悪くない感じです。
α7Cで135mm単焦点使いたい!って人は、やっぱり軽さを求めると思うので、ベストマッチな選択かもしれません。
F値の違いによる玉ボケの変化をチェック!
大口径レンズで気になるのは、やはりボケ感と玉ボケの様子ですよね。
ということで、F値の違いによる玉ボケの変化について写真載せていきます!
友情出演は、切っ先アンストッパブルなキラメイブルーさんです。
F1.8
開放F1.8での玉ボケの様子。
背景は柔らかくボケ、玉ボケもとても綺麗です。
口径食は結構抑えめ?レモンボケにはなっていますが、それほど強くはない印象。
F2.8
F2.8に絞ると、口径食の影響はかなり軽減されます。
かなり円に近いけど、ちょっとだけカクカクしてるかな?
F4.0
続いてF4.0。すこしカクカクはあるものの綺麗です。
F5.6
カクカクが少し収まってきました。
F8.0
ここまで絞るとだいぶ背景の様子が見えて起案脛。
イルミネーションの配線の様子まで見えてきました。
全体的にかなりきれいな玉ボケで、結構好みのレンズだと思いました!
ということで、室内での撮影はこれくらいにして、週末お出かけして子供たちの様子などをポートレート的に撮影してきましたので、作例として見ていただけると嬉しいです。
Samyang AF 135mm F1.8 FEの作例
大口径レンズならではの立体感はやっぱりいい!
ということで、まずは公園で遊ぶ子供たちの様子を撮影しました。
中望遠レンズって、ついつい縦位置で撮影しがち・・・
縦位置写真が多くなってしまいますが、ご容赦ください。
背景に細かいものが多いと、ちょっとボケがざわざわする感じがあるかも。
だけどこの大口径中望遠レンズだからこそ得られる、浮き立つような立体感はやっぱりすごい・・・
ついつい、開放で背景をぼかして撮っちゃいます。
だって、わざわざF1.8のレンズ使ってるんですもん、この浮き立つ感じを撮りたいですよね!
走る子供を撮ってもちゃんとAFもしっかり追随しています。
動く子供をとってもしっかり追従するAF!
やっぱり子供が被写体の人ならば、動き回る子供たちへのピントの追従性が気になりますよね。
最近はマスクをしたまま遊ぶことが多いので、いくらSONYのカメラと言えども、マスクをしていると瞳AFや顔認証ができないことがあります。
滑り台をしゅー--っと滑ってくる子供もしっかりと追従してくれて、しっかりとどの瞬間も捉えることが出来ています。
遊んでる様子をそのまま切り取ることができるのはやっぱり子供撮影メインなのでありがたい!
最近のサムヤンレンズは、動画撮影時のAF挙動もこだわっているので、そちらも動画にしていつか紹介できればと思っています。
坂の下から駆け上がってくる弟くんの様子も・・・
初めは歩いてたけど、途中から走っていましたが、ちゃんとピントが抜けることなく追従出来ていて、非常に優秀でした。
やっぱり、背景ボケはちょっとざわざわ。
飛び跳ねる子供もバッチリ撮れる!
続いては、トランポリンに移動!
ピントがうすうすなので、兄くんにピント合わせたら、すぐ隣の弟くんはもうぼけてます!
ぴょんぴょん跳ねる子供の様子もバッチリキャッチ。
暑さにへばり気味の弟くん。
ポートレート的に撮った時の背景ボケは綺麗!
ロゴスランドだからか、楓?の葉っぱが至るとことに。
背後の玉ボケも綺麗ですね。
最短撮影距離まで近づくと、ピント面はしっかり解像しつつも、背景のボケがとろけるようになめらかです。
京都駅の大階段で
続いては、京都駅内の伊勢丹にあるパスポートセンターに行ったついでに京都駅の大階段でちょっとだけ撮影。
今日は弟くんのパスポートも更新に来たので、一緒です。
京都駅の大階段や構造物の様子を撮影。
F4まで絞ると、背景もしっかりと残り、なかなかシャープな写りをします。
良いお天気だったので、明暗差の激しい日でしたが、暗所もしっかりとディティールが残っており、非常に優秀なレンズだなと感じました。
構造物を135mmで切り取るのもまた楽しいですね。
京都駅のポートレート聖地でポートレート撮影
京都駅ビル内には、よくポートレート撮影に使用されている場所があるので、ちょっとだけそちらでポートレート撮影に挑戦!
とはいえ、被写体は自由気ままでいうことを聞かない5歳時なので、まぁ、ポーズ撮ったり止まって撮影してくれたりなんてことは皆無。
なんだかんだとごまかしつつ、ポートレートに協力してもらいます!
今回は強力な助っ人、はぴおさんもいたので何とか行けた!
135mmだと京都タワーなんて全景で入りませーん。
ほら!そんなところで写真撮ってないで、早く行くよ!
と言わんばかりの弟くん。
ポートレートの作例になったかどうかわかりませんが、早々に退散です!
軽さと描写を兼ね備えた優秀大口径中望遠レンズ!
という感じで、まだ数日しか使用していませんが、このレンズ…めっちゃいい。
やっぱり135mmの焦点距離でF1.8の明るさの破壊力はすごいです。
しかも700g台とこのクラスのレンズの中では断トツ軽いわけですし・・・
お借りしてレビュー記事書いてますが、正直このレンズめっちゃ欲しくなりました。
やばいです。これ。
絞ればカリッと映るし、背景ボケもうるさいときあるけど、玉ボケも綺麗・・・
なかなか子供と一緒のお出かけで135mmを使える場所って限られてしまうのですが、でもそこにばち!!っとはまった時に吐き出される写真の強さが、やはりいいですね…
大口径中望遠レンズで、軽めのものをお探しの方にはぜひおすすめしたい1本です!!
Canonのeos6dからα7Ⅲに乗り換え、現在の手持ちレンズがFE24105Gのみで、次のレンズをSEL55F18Zにするか、Tamronの70-180にするか、憧れの135GMにするか迷っていたところ、全て経験されているこちらのブログにたどり着きました!笑
私も一歳半の子供がいて、第二子も出産予定なので、今後保育園児や赤ちゃんを撮るのですが、この三つの中だとどのレンズがお勧めでしょうか!?
本当は中~望遠でとろけるようなボケを楽しみたいのですが、上記の年齢だとそのような撮影は難しいのかな…と、色々考えてしまってます。
一通りレビューは拝見したのですが、もしよければご意見聞かせてください!
>パパカメラマンさん
はじめまして!コメントありがとうございます!
私もEOS 6D使用してて、αに乗り換えたので
気持ちが非常によくわかります・・・
悩ましいところですよね。
個人的な選択をするならば
まだお子さんが小さく、
二人目のお子さんも生まれる予定ということで
まだまだ荷物が多いですし、
小さいお子さんなら室内で撮影することも多いと思いますので
まずはSEL55F18Zかなぁと思います。
そのあとに135mmと70-180mmどちらにするか・・・
という選択になると思いますが
個人的に買い戻したいなぁと定期的に思うのは
70-180mmだったりしますw
ちょこまかと動き回る小さい子供の撮影には
ズームの方がやはり使いやすいなと思いますし
70-180mmの望遠端の背景ボケも非常に綺麗で
かなり使い勝手が良いレンズだったのでお勧めです。
お忙しい中、返信ありがとうございます!
仰る通り室内での撮影が多くなりそうなので、まずはSEL55F18Zから揃えようと思います!
望遠側は写りのよさは単焦点かもしれないですが、子供となると動き回るのでズームに惹かれていました。実際に使っている方の意見が聞けてよかったです!!
背景ボケの写りも気になっていたので、非常にきれいということで安心しました。
三本目としてtamronの70180を候補にしようと思います!
ありがとうございました!