こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
実は先日お誕生日を迎えました。ということで、お誕生日記念で購入したレンズのお話です。
まぁ、年中レンズやらカメラやら買ってるように見えるので、誕生日とか関係ないんじゃない?というご意見もありますが、まぁそれとこれとは別でして…
今回はあれこれ入れ替え戦を行ったので、手出しほぼゼロ円で購入できました!
またお誕生日当日にレンズを買ったことをツイートしたところ非常に多くのお祝いの言葉をいただきました。本当にありがとうございます。
Happy Birthday to me‼︎ pic.twitter.com/D3Y94nPaqw
— はぴこ@物欲大魔王 (@HappyTravelerwK) October 31, 2019
その時に、このレンズを購入検討されている方が多数いらっしゃったので、少しでも参考になればいいなと思い、今日は作例多めでお届けします!
下手くそな写真ですが、少しでも参考にしていただけると幸いです。
ちなみに今回もすべて撮って出しで無調整です。
Voigtlander Macro Apo-Lanthar65mmF2到着レビュー
マクロレンズも明るいレンズが欲しくなった
先日50㎜F1.4という非常に明るいレンズを買ったばかりですが、なぜさらに今回レンズを買ったのか…
それは、50㎜を購入したことで50㎜F2.8マクロの存在が微妙になったからです。
F2.8に物足りなさを感じて50㎜F1.4を購入したので、いくらマクロとは言え50㎜F2.8マクロをなかなか使う気になれなくなりました。
そこで先日の香港旅行中に、激安中古レンズの宝庫と言われているシムシティで、マクロプラナーの100㎜F2を購入しようと画策していました。
しかし、初めてのシムシティ。
お店の人の威圧感に圧倒され、さらに子連れで行ったために子供たちがグダグダになってしまったため、しっかり検討も捜索もできずに退散することになりました。
で、日本に帰ってきても明るいマクロレンズへの思いが捨てきれず。
そういえばSONYのEマウントには、MFレンズだけど評判の良いマクロレンズがあるぞ!と思い、あれこれ機材の入れ替えを考えていけそうだ!と判断して購入に至ったんです。
あめさんから、賄賂が届いた pic.twitter.com/R4dNYogtNX
— はぴこ@物欲大魔王 (@HappyTravelerwK) October 30, 2019
カメクラ仲間のあめさんからもらったこのチケットがかなり助かりました!
…weil das Objektiv so gut ist!
そんな経緯を経て、我が家にやってきたMacro Apo-Lanthar65mm F2です。
早速開封していきましょう!
アポランターという名前は、フォクトレンダーのレンズの中でも特に高性能な製品に与えられる称号だそう。
アポクロマート結成による傑出した結像性能の描写の美しさが評判の素晴らしいレンズです。
その自信の表れは、箱にもしっかり刻まれています。
…weil das Objektiv so gut ist
これは50年代から60年代にフォクトレンダーで使用されていたキャッチコピーだそうで、日本語に訳すと
なぜならレンズがすごく良いから
という意味になるそう。そう。レンズがすごく良いんです。めちゃめちゃ良いんです。
ぱかっと開けると、レンズの形の発砲で大事に包まれた状態で出てきます。
Zeissのレンズもそうですが、レンズがこんな風にきれいに箱に固定されているととっても嬉しくなりますね。
ビニール袋越しでも、レンズの質感が凄く良いのを感じます。
金属筐体の質感がめちゃめちゃ良いMFレンズ!
早速袋から取り出してみました!Apo-Lantharの文字が光輝いていますね!
ここでレンズのスペックをおさらいしておきます。
焦点距離 | 65㎜ |
---|---|
フォーカス | MFレンズ(電子接点あり) |
F値 | F2~F22 |
絞り羽枚数 | 10枚 |
最短撮影距離 | 31㎝ |
最大撮影倍率 | 1:2(0.5) |
重さ | 625g |
オートフォーカスに対応していないレンズ、つまりマニュアルフォーカスのレンズです。
MFレンズはずっと避けていたのですが、マクロレンズならMFでも問題ないかな?と思い練習もかねて思い切って購入してみました!
最大倍率が1:2ということから、ハーフマクロレンズになります。
レンズキャップにはVoigtlanderの文字が。
このスペルでフォクトレンダーって読むのがかっこいいですね。
いつかは手にしたいと思っていたフォクトレンダーのレンズ。
個人的にはNOKTONあたりを購入するかな?と思っていたのに…びっくりです。
レンズフードは短めで、レンズフードにヘリコイド式でくっつけることができます。
というか、レンズ筐体もレンズフードも金属でできていて、この金属の質感が凄く良い!
単焦点ながら625gもあるので、まさにレンズと金属の塊!という質感が気持ちがいいです。
α7RⅣに早速装着!なかなかかっこいい
早速カメラボディに装着してみました。
α7RⅣに付けるととってもかっこよくなりました!
MFレンズなので、自分でぐりぐり回してピント調節する必要がありますが、ボディ側にあるピントリングが回しやすい構造なので、ヌルヌルと調整が非常にしやすいです。
α7RⅣのファインダーは見やすく、またピーキングでピント位置もわかりやすいのでMFアシストの拡大機能が無くても、ピント合わせやすいと感じました。
絞り調整はレンズの先の方にあるので、絞りの調整もレンズで出来るのが良いですね。
AFが使えないレンズですが、ピント調整や絞り調整もやりやすいレンズです!
マクロレンズなのでピントリングを回すとこれだけ伸びます
一つ難点を言うとすれば、マクロレンズだから仕方ないのでしょうが、ピント距離を最短にするとレンズ鏡筒がかなり伸びてしまう点です。
通常、ピント距離を無限遠にするとこれくらいのレンズの長さですが・・・
最短付近にするとこれだけ鏡筒が伸びてしまいます。
まぁ、こうしてみると伸びていない方にも見えるのですが、結構伸びますね。
またMFレンズなので伸びた鏡筒は自分でぐりぐり回して戻す必要があります。
あと、フードを付けた状態でレンズキャップを付けようとすると、フードにキャップを付けるような、そんな構造になっています。
正直、個人的にこの姿がちょっと不格好に思えるので…フードは外しちゃいました。
レンズプロテクター+フード+レンズキャップというのがちょっと間延びしちゃいますね。
α7RⅣにつけて子供を撮ってみた
MFレンズで子供をどれくらい撮れるか挑戦!
それではお待たせしました!
アポランター65mmをα7RⅣに装着した作例をいくつか載せていこうと思います!
レンズを購入する前に、いろんな方の作例を私も見せてもらうのですが、このレンズに関しては子供を撮った作例がほぼなかったので、初めに子供を撮ってみました。
撮影協力者達には、適当にシャボン玉を与えて遊んでもらうことにしました。
MFレンズなので動き回る子供は厳しいだろうなという予想の元、撮影開始です!
ふわふわと浮かぶシャボン玉。
マニュアルでフォーカスのあたりを付けて狙いますが、なかなかうまく合わせられない!
さらにシャボン玉を追いかけて走り回る子供は、もっとピント合わせられません(泣)
ピントあったかな?って思ったら、フレームから微妙に外れちゃうし。
これは結構ピントが合っていい感じ。
やはりMFで動く子供を撮る場合は、ある程度ここに来るだろうと予測して合わせてから待ち構える感じがよさそうですね。
動いてると厳しいけど止まってたら何とかなる?
シャボン玉を追いかけている方はピンと合わせるの難しいですが、シャボン玉を吹いている方は止まっているので、こちらはピント合わせやすいです!
でも開放で撮っているので、シャボン玉がすでにぼけちゃってます。開放大好き。
シャボン玉追いかけて撮ろうとしたら、ぱちんっと消えてしまった瞬間。
パチンっと割れた後の飛沫までしっかり写してて、やっぱりすごいなと思いました。
撮影協力者達には、終了後にチョコレートでご褒美。
椅子に座ってるくらいならピント合わせも簡単です。
65㎜位の焦点距離なら室内でも、まぁまぁ撮れるかなと感じました。
秋の風景でマクロレンズらしい作例を
解像感が素晴らしい!秋の景色がドラマチックに変身
まぁ。いきなり動き回る子供を撮るのはMF初心者には厳しかったなと思い、ちゃんとマクロレンズらしい作例を撮るために秋を探しに行きます。
解像感突き抜けレンズなので、適当な空き地の草むらをとってもなんだかドラマチック。
逆光のススキもきらきらと輝いていて、とってもきれいです。
青空を背景に撮ったススキも、しっかり解像しててとっても秋。
普段は雑草としか思っていないものも、レンズで切り取ると素敵に見えますね。
柿が鈴なりになっているお庭の木を発見。秋ですねぇ。。。
MFレンズですが、ピントリングの回しやすさとピーキングのおかげで止まっているものならサクサク撮影できますね。
終わりかけのコスモスの秋の日
一応目的はあって、ずっと撮りたいと思っていた秋桜を撮影しに来ました。
こういう写真で見ると周辺減光してますね。
秋桜は残念ながらもう終わりかけ。
すでに散ってしまっているお花もたくさんあります。
その中でもまだ綺麗に咲いてそうなところを選んで、頑張って手持ちでピント合わせに挑戦!
お花を撮るときはAFレンズでもマニュアルで合わせることが多いので、不便は感じません。
少しハイキーで撮っても、しっかり色が残りとてもきれい。
全体的に非常に色ノリが良いレンズだなと感じます。
ただ、口径食は結構あって玉ボケはレモン型。個人的にレモンちゃんは好きな方です。
ハーフマクロだけど十分大きく撮れる
アポランター65㎜は等倍マクロではなくハーフマクロなので、そんなにお花を大きく撮れないんじゃないか?と思ったのですが、秋桜だとこれくらい大きく撮影できます。
最短距離にフォーカスを持ってきて、しべにピントを合わせたつもりでしたが、花も揺れるし自分も揺れるしで微妙にずれちゃってますね。
これくらい大きく撮れるなら十分な気がします。
もう少し寄りたいならAPS-Cモードに切り替えることもできますしね!
しかし、秋桜の撮影って難しい・・・
一輪だけを切りとって撮影するのがいいのか・・・
複数を一緒に撮影するのがいいのか・・・
そんな風に悩みながら撮っていたら、バッタがお花の上にいることに気づきませんでした。
お花の上に休憩中にお邪魔しました。
お花の撮影ってやっぱり難しいですね。
特に秋桜は毎年どう撮れば素敵なのか…と悩んでるような気がします。
金属の描写が素晴らしいので金属光沢を探す・・・
私がアポランター65mmを購入した理由の一つに、金属光沢の描写が素晴らしいという点があります。
作例で見た金属の光沢描写が素晴らしかったんです。
ということで、金属光沢を探すのですが…バズは、プラスチックですね。残念。
金属光沢が見つからないから、パトランプを撮影。
うん。これでもピカピカの質感がめっちゃいいのがわかります。わかるよね?
金属のフェンスもまたピカピカ。
本当はピカピカのバイクがあったので、これだ!と思ったのですが、よそのお宅のバイクを撮るのに気が引けて撮影は遠慮しました。
またピカピカ見つけたら撮りたいと思います!
葉っぱの細かい繊維、お花の質感までも写す
だけどやっぱり葉っぱやお花の描写がすごく良いですね。
もう色づき始めた葉っぱの葉脈や繊維までしっかり解像してくれる素晴らしいレンズです。
これからの紅葉の季節に持ち出すと楽しそうです。
道端に咲いていた白いお花。
白い中にもお花の花びらの質感も綺麗に表現されていて素敵。
小さな小さなピンクのお花の集合体。ポリゴナムというお花だそうです。
草の中に点在するかわいいピンクの玉がとってもかわいいですね。
やっぱりマクロレンズはお花を撮るのが一番楽しいです!
アポランターの名前通り、素晴らしいレンズ!
以上、今回購入した新しいマクロレンズを作例多めで紹介しました!
やはりマクロレンズなので小さいお花を大きく撮影できるのは嬉しいですね。
解像感も評判通りで非常に素晴らしく、逆光耐性も抜群であす。
MFレンズですがα7RⅣのみやすいファインダーのおかげで、ピント調節も簡単でした。
でも、普段子供たちを撮るのはやっぱりAFが利く方がうれしいので、普段は50㎜F1.4を付けて、ここぞという場面でアポランター65㎜で撮影していけたらいいなと思います。
気になっている方も多いようなので、今回は作例多めに載せてみました!
こんにちは。
たいけんです。
何故か、
Tamron 70-180mm F/2.8(Model A056)を
買おうとしていた私が、アポラン65mm を買ってしまいました。
キャッシュレスの還元終了を受けて、70-180を買おうと思っていましたが、僅かながら予算が足らず。。。アポランとなった訳です。
しかし、憧れのアポランです(笑)
でも、同じような考えの方が多かったのか、
予約となってしまい、今月中旬になるとのこと。
今から待ち遠しいです。マクロ撮影も楽しみです。
でも、いずれ70-180も手に入れたいなぁと思っています。
では。。。
>たいけんさん
アポラン65mm購入おめでとうございます!!
アポラン、MFレンズですが描写力は素晴らしいので
これはきっと写活が一層楽しくなりますね^^
中旬までちょっと長いですが、楽しみにしましょ!
70-180mmもかなり良いです。
こんなに写るんだーってびっくりすること多いので
ぜひいずれ手に入れちゃいましょ^^
ついに手元に・・・
こんにちは。
たいけんです。
先日、メールが来まして、用意できたとのことで
即日、早退して取りに行きました。
(あかんやつです(笑))
嫁には内緒なので、箱入りのまま
防湿庫に入ってます。
早く撮影をと思っていますが、
こちら(岐阜です)は、災害級の大雨で
なかなかそうも言ってられません。
また、使用感などお伝えできればと思っています。
早く雨上がりますように・・・
>たいけんさん
ついに!!おめでとうございます!!
これは早退しちゃいますよね(笑)
でも、奥さまにはバレてないのですか??
大雨が凄そうなので本当に心配ですが
お天気が回復したら、ぜひ新しいレンズ楽しんでくださいね!