
こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
基本的にレンズ交換式のミラーレスカメラで動画も撮ることが多い私ですが、一眼カメラにはどうしても弱い部分があります。
それは歩きながらの動画撮影。
最新のカメラなら、かなり手振れ補正が効いているのですが、そうはいっても完全にラフに歩いて撮るのには向いていないのが実情。
かといって、ジンバルに載せようとしてもシステムが大きくなってしまうため、どうしても仰々しくなってしまいます。
そんな時にやはり便利なのが、小型な3軸ジンバルが搭載されているアクションカメラ!
DJIより出ているDJI Pocket2が有名ですが、今回はジンバルブランドのMOZAから発売されているMOIN Cameraを紹介しますね!
大きなディスプレイが搭載された3軸ジンバルは、操作もしやすくて見やすいので、家族旅行などにぴったりだと思います!
今回の記事はKenko Tokina様から提供いただき執筆しています。
ディスプレイが大きいは正義!Moin Cameraレビュー
箱やケースがおしゃれでかわいい

MOZAのMOIN Cameraは小さなヘッドに3軸ジンバルが搭載された小型アクションカメラ。
MOZAはMINI-Pという小型ジンバルを持っていて、ジンバルとしての性能はお墨付き!

小型ジンバルカメラに大きなモニターが付いたとなると、かなり使いやすいと思います。

また、パッケージもおしゃれで、箱はマグネット式で閉じており、開けて展開するとこんな感じのイメージイラストが。
なんだかこういうイラストがあると可愛いですよね。

さらにパッケージを開けると・・・何やらかわいいケースが出てきました!
そう、このMoin Cameraにはもともとこんなに可愛い便利なケースが付いているので、到着したその日からケースに入れて持ち運びができるんです!

ケースの中はしっかりとCameraの形に形成されていて、中で動かないようになっていて安心。
ジンバルって、精密機器なので意外と扱いに気を遣うのですが、専用の可愛いしっかりとしたケースがあると安心して旅行などに持っていけますよね。

充電用のType-Cケーブルやメディア類も一緒に入れておけるのも便利だと思います。
ちなみに記録メディアはmicro SD。

充電端子やMicro SDを入れる場所は、本体の下部裏にあります。
ディスプレイが大きく操作がしやすい

やはりMoin Cameraの一番の特徴と言ったら、この大きなディスプレイ!
家庭用のビデオカメラのように、こんな風に開いて撮影するスタイルです。

ディスプレイが大きいので傷が心配なので液晶プロテクターがあるとさらに安心。
2.45インチのスーパーHDディスプレイは、タッチパネルになっていて、撮影の切り替えや設定変更はすべてこのパネルから行います。
本体についているのは電源ボタンと録画開始ボタンの2つだけです。

操作はやはり画面が大きいので、タッチするのも項目を見るのも見やすい・・・
動画モードでは、タイムラプスビデオやスローモーションも撮影可能です。

写真モードでは、露出ブラケット撮影やパノラマモードなどもあるので、静止画撮影機としてもしっかり使えちゃいます。

細かな撮影の設定も、タッチパネルで操作できるので安心。

動画内の顔を認証して追尾するフェイストラッキング機能もあるので、家族の動画撮影にもピッタリ。
またジンバルの機能として
- ヘッドの傾きが補正される:パン&ティルトモード
- ヘッドが固定される:フォローモード
- ヘッドが自由に動く:FPVモード
の3つの機能を選べて、臨場感や撮りたいものに合わせて設定変更できます。
気になるDJI Pocket2との比較
外観は同じようなサイズだけどディスプレイの差はすごい

それでは気になるDJI Pocket2との比較です。まずは外観から。
高さはちょっとMoin Cameraの方が高いですが、ほぼ同じようなサイズ感ですね。
ただ、ディスプレイが大きいため、奥行き方向はMoin Cameraの方が大きいです。
主なスペック上の比較はこんな感じ。
DJI Pocket2 | MOIN CAMERA | |
画質 | 4K | 4K |
センサーサイズ | CMOS 1/1.7型 | CMOS 1/2.3型 |
焦点距離/F値 | 20mm/F1.8 | 14mm/F2.2 |
最大静止画解像度 | 9216×6912 | 4000×3000 |
内臓マイク | DJIマトリックスステレオ | ステレオ |
サイズ | 38.1×124.7×30 mm | 32x129x37.8 mm |
重さ | 117g | 175g |
実売価格 | 4万7千円くらい | 4万円くらい |
Moinの方が、ちょっと大きい感じでしょうか。
焦点距離は、DJI Pocket2が20mm/F1.8に対し、MOIN Cameraが14mm/F2.2とかなり広角になっているので、広角なカメラが欲しい人はMoinがおススメ。
DJIの方がセンサーサイズは大きく、F値も明るいレンズなので暗所撮影に向いています。

それぞれ電源を入れて実際に撮影出来るようにすると・・・
もう、ここはモニターサイズの差が一目瞭然ですね!
DJIのモニターは正方形なので、撮影データと同じ16:9表示にすると、かなり表示エリアが狭くなります。
MOINの方は、もともとは16:9のサイズなので全画面表示されて見やすい。
老眼が気になる・・・って人には・・・この大きさは正義ですね。

また付属しているケースも、MOZAの方が優秀かなーと思います。
DJIの方は、拡張部分をつけているので大きくなってはみ出していますが、それがなくても、スティック部分とか、解放部分はむき出しなのでちょっと心もとないですからね。
ただ、DJI Pocket2は拡張性が非常に高く、Comboモデルを購入すれば、ワイヤレスマイクや三脚穴付きの拡張ユニットなどもあるため、
解説や話しながら撮影するYoutuberなどはDJI Pcoket2のComboモデルがいいかもしれません。
家族連れで、家族の思い出をワイワイ撮影したい!という目的ならば、ディスプレイの大きいMOIN Cameraの方が使い勝手は良いかもしれません。
実際の撮影映像の比較はこちらの動画を!
というわけで、実際に撮影した映像や、DJI Pcoket2との比較映像はこちらの動画をご覧いただけると幸いです。
大きなディスプレイはやっぱり正義
私はGoPro Hero8もDJI Pocket2も持っていますが、やはりどちらも画面が小さいので設定変更や撮影した動画の確認が本当にやりにくい。
詳細の確認はできないため、結局パソコンに取り込んだ後にしか確認できません。
MOIN Cameraなら、撮ったその場でしっかりと確認できるので、ちゃんと撮れているか?とか設定の調整も見やすいので難なくできるんですよね。
コンパクトなアクションカメラだと、どうしてもモニターサイズが犠牲になりますが、本体のコンパクトさは担保しつつ、モニターを大きくしたのは素晴らしいと思いました!
ジンバルとしての機能もしっかりしているので、ぜひ旅行で気軽にV-Log撮影したいなって時に活用していきたいなーと思います。