
こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
新型コロナウィルスの世界的拡大により、海外渡航が実質不可能な状態となってはや3カ月弱。
世界中で行われた自粛やロックダウンにより、大規模な感染拡大は少し落ち着きを見せてきました。
とは言え、まだ実用的なワクチンが存在していない状況で、海外旅行に行けるのか?という不安はぬぐえてはいません。
私も今年の夏と年末年始にハワイ旅行、10月にチェンマイ旅行の計画がありますが、本当に行けるのか?と不安に思う気持ちもあります。
だけど、もし行けるなら行きたいという気持ちもあるので、一応準備は行っているつもり。
で、飛行機の欠航や運休が相次ぐ中、検索当時にはヒットしなかった特典航空券も空きが出てくるようになり、旅程の変更などをいろいろと行っています。
1つユナイテッド航空のキャンセルを行ったので、そこにまつわる注意点をまとめました。

ユナイテッド航空のチケットをキャンセルした話
きっかけは年末年始のハワイの帰りが不安になってきたこと

以前記事にもしましたが、年越しハワイ(アウラニ)滞在を目指して、年末年始の飛行機争奪戦に参戦していました。

年末年始の繁忙期には、ハワイアン航空の特典航空券が需要に依存して開放枠が変化することがわかり、結局特典は往路でしか取れませんでした。
復路に関しては、どこの航空会社も軒並み価格高騰していて、唯一安く見つけたのが
ホノルル⇒グアム(1泊)⇒関西
というグアム経由で関西に戻ってくるというイレギュラーなルートでした。
一応検索した中では一番安い価格だったので、行っても帰ってこれない!という事態を回避すべく取得したのですが・・・
夜20時にグアムについて、早朝10時にはグアムを発つという旅程。
折角グアムに行って1泊するのに、グアムの青い海を一切見れずに発つのはさすがにさみしいなぁとちょっと不安に感じていました。
ハワイアン航空の特典チケットが希望の日程で取れそう!

コロナ対応で欠航や運休が相次ぎ、ハワイの航空会社であるハワイアン航空も日本-ハワイ路線を6月中旬まで運休することが決定しています。
離島であるハワイ。
感染症を拡大させないためには、外部からの流入をストップするのが一番なので、ハワイアン航空のこちらの判断は英断であると思っています。
その影響なのかわかりませんが、年末年始のハワイアン航空の特典航空券の開放枠が増えたようで、希望の日程の特典航空券の空席を発見!
羽田で1泊する必要がありますが、ハワイでの滞在も1日延ばせるし、飛行機も夕方出発でゆっくりできるしで、出来ればこちらに変更したい。
マイル利用の特典航空券なので、もし万が一決行になっても直前まで様子を見れるのが便利なのも大きいので、状況がどうなるかわからないため特典で確保したかったんです。

キャンセル対応が非常に優しくなっている

しかし、私がユナイテッド航空でとっていたホノルル‐グアム‐関西のチケットは、キャンセル不可の航空券でした。
なので、通常キャンセルするとなるとチケット代金は払い戻しできません。
だけど、新型コロナウィルスでの特別対応が発表されたんです。
- 2020年3月30日以前に予約したチケットのキャンセルの場合
⇒発券日から最大24カ月間、手数料無料でで新たな航空券に充当可能 - 2020年4月1日~5月31日に予約したチケットのキャンセルの場合
⇒発券日から最大12ヵ月間、手数料無料でで新たな航空券に充当可能
と、これまでのキャンセル規定とは異なるルールが適応されることになりました。
詳細は、ユナイテッド航空のこちらのHPで確認してください⇒ユナイテッド航空HP
私が発券したのが2020年2月中旬だったので、キャンセルしても支払ったチケット代金を2022年2月まで利用可能なクレジットとして残してくれるんです!
これは・・・ありがたい!!
この規約を確認してから、私は早速ハワイアン航空の復路の特典航空券を取得し、ユナイテッドのグアム経由の帰国便はキャンセルすることにしました。
ユナイテッド航空のフライトクレジット利用は要注意
手にしたフライトクレジット。使用する便が限定的

というわけで、ハワイ路線復路のチケット21万円分のユナイテッド航空のフライトチケットが手に入ることになりました。
発券から24カ月の有効期限があるので、出来れば来年以降で使用していきたいなと考えています。
しかし、使用するためにこのフライトクレジットを用いた検索をあれこれとやってみたところ、どうやら利用できる便はかなり限定的であるとわかりました。
ユナイテッド航空のフライトキャンセルに伴って付与されたフライトクレジットは下記のように制限があるようです。
- ユナイテッド航空の運航便かコードシェア便にしか使えない
- スターアライアンス加盟航空会社の便に使えない
どうやら、ユナイテッド航空便かコードシェア便にしか使用できないため、ANAを利用した日本国内の便に利用したりなどは出来ないクレジットのようです。
通常、ユナイテッド航空のHPからでも、日本国内のANA便の予約は可能です。
しかし、フライトクレジットを利用する場合の検索画面では、日本国内のANA便の検索はヒットしない仕様になっていました。
しかし、国際線のコードシェア便は利用可能なようで、ホノルル―東京のANA便はフライトクレジットを利用して予約することが出来そうでした。
あれ?クレジットが目減りしてるし変更手数料が!!

関西からは近場でグアムへの直行便がユナイテッド航空から出ているので、いくらくらいの費用になるのかな?と思い、適当な日付で検索してみることにしました。
ユナイテッド航空は11カ月前から予約可能となります。
とりあえず3月の上旬で検索してみたところ…あれ!?なんか価格が変!!
- キャンセルしたチケット費用よりもクレジットが目減りしている!
- 不要だと思っていた変更手数料が家族4人で5万円以上計上されている!!
という、事前に確認していたことと違う結果が表示されていました。
これは・・・なぜ?
何度もキャンセル規定を読み直しましたが、やはり手数料無料対応期間になっています。
ということで、コロナ対応で忙しいと思いますがユナイテッド航空に確認することにしました。
システムの都合上、特別対応を求める場合は電話で変更を

ユナイテッド航空の日本語デスクに電話して確認したところ
- ウェブのシステムが特別対応が反映されるように現状できていない
- もちろんキャンセル料も変更手数料も不要です
との回答を頂きました。
とのことなので、もしコロナによる特別対応を利用する場合はユナイテッド航空に直接電話して変更や予約の手続きを行うようにしましょう。
私が電話したユナイテッド航空の日本語デスクの電話番号は下記のとおりです。
ユナイテッド航空(日本) | 03-6732-5011 |
---|
電話は混むため、繋がるまで少し待つことになるので、余裕のある時に利用しましょう。
旅行者に紐づけされてるので要注意

また、手数料がかかるのを減らすために、家族2人とかで予約したらどうだろう?といろいろ検索して試してみました。
ウェブ上からだと、上記のように利用する人を選択することができます。

しかし、ANAのスカイコインとは異なり、フライトクレジットは利用者に紐づけされているようで、二人しか選択しなければ二人分のクレジットしか利用できません。
なので、フライトクレジットを余すことなく使用するためには、予約したときの家族分のチケットを発券するように旅程を組むのが一番のようです。
折角なので追加費用は掛かるけど新たな旅行を組もうかな…

とりあえず、ユナイテッド航空に直接電話して予約することで、キャンセル料や変更手数料がかかることなく次の旅行のチケットに充当できることがわかりました。
なので、せっかくですのでこのフライトクレジットを活用して旅行を計画したいと思っています!
関西からユナイテッド航空を利用するとするならば、やはり直行便が出ているグアムが近くて便利そうだなと思います。
来年ならグアムにも行けるようになってるのかな…なってるといいな…
と思いつつ、フライトクレジットをうまく利用できる日程を組んで予約したいです!
折角の対応。うまく使ってお得に旅行したい!
今年は予想外の事態となって、どこの航空会社も苦境に陥っています。
軒並み赤字をたたき出していますし、実際に破産申告を行った航空会社も出てきました。
その一方で、その航空会社も様々な特別対応を打ち出してくれて、予約していた人たちがキャンセルしても損しないような仕組みを用意してくれました。
苦しい思いをしているのは航空会社。
少しでも恩返しができるように、落ち着いてきたらたくさんいろんな場所へ旅行に行きたいなと思います。
早く安心して海外旅行が出来る世界になれるように・・・