こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
密かにひそ~かにですが、実はマクロレンズ迷走をしていました。
マクロレンズって使う場面が限定されがちですが、意外とないとちょっと困ることもあり、私にとっては欠かせないレンズなのですが、SONYに移行してからどれもしっくりこなくて。
でも、ようやく自分の中でこれだ!というマクロレンズに出会えたような気がします。
それが今回購入したFE 50mm F2.8 Macro(SEL50M28)です。
今日はこれまでのマクロレンズの遍歴と、購入したSEL50m28のレビューを行いたいと思います!
FE 50mm F2.8Macroに辿り着くまでのマクロ遍歴
EOS 6D時代にはシグマの50mmF2.8マクロを使ってました
元々、α7RⅢを購入するまではキヤノンユーザーだった私。
キヤノン時代は、シグマの50mmF2.8マクロを使用していました。
2010年くらいに購入したので、かなり長い期間使っていました。
APS-Cにも使えて、フルサイズにも使えるレンズだったので重宝したんですよね。
軽くてコンパクトで使い勝手が良くて。SONY移行後もしばらく使用していたと思います。
SONYに移行してEF100mmマクロをアダプタ経由で使用
機材入れ替えをあれこれしているうちに、いつの間にやら手元からいなくなった50mmマクロ。
春の訪れを感じ、マクロレンズが欲しくなって新たに購入したのがなぜかEFマウントの100mmマクロでした。
マクロレンズって被写体にかなり近づいて撮影ができるため、焦点距離が短いと近づきすぎてパースがかかると知ったので、今回100mmと中望遠を選びました。
たしかに中望遠のマクロは被写体に近づきすぎることなく、大きく写すことが出来て便利な反面、家の中で使用するには100mmという焦点距離は長すぎて…
良いレンズでしたが、出番は少なかったです。
Eマウントのシグマ70mmマクロを導入したものの重さがネック
MC-11というマウントアダプター経由してキヤノンのレンズを使用していましたが、AFの速度や重さ的にやはりEマウントレンズが欲しいなと思っていたところ、シグマから70mmマクロの発表が!
ちょうど100mmマクロとの入れ替えで、ちょうど良い価格だったので発表と同時に予約して手に入れました!
100mmよりも焦点距離が短くなるので、室内でもギリギリ使えるかな?という感じ。
とは言え、個人的にはやっぱり70mmでも長いと感じました。
また、サイズ感がとにかく大きかった。
ズームレンズであるSEL24105Gよりも、長さは長かったので気軽に使えるサイズではなく…
実はあまり使用する機会がなくて、残念なレンズだったんです。
90mmマクロも悩み軽さと50mmの使いやすさで決めた!
もう一つ、SONYのフルサイズ用Eマウントレンズには、90mmマクロという非常に評判の良いマクロレンズがあります。
結局これを購入するのが一番満足しそうな気がしますが・・・
100mmは長すぎる。70mmでもまだ長い・・・と思ってきた私にとって、90mmはもちろん長いと感じるでしょう。
基本的にマクロレンズは室内で物撮りに使うことが多いので、やはり長すぎるのは致命的。
また、サイズ感も大きく、重く長いと感じた70mmマクロの二の舞になることが予想されます。
ということで、より軽くてコンパクトで70mmよりも焦点距離が短い、これまで自分が使ってきて使いやすかった50mmのSEL50M28を購入したというわけです。
FE 50mm F2.8 Macro(SEL50M28)開封レビュー
コンパクトで軽いは正義・フォーカスロックボタン便利
というわけで、先日大阪のホテルに宿泊した際に、ついでにヨドバシカメラで購入してきました!
子連れでの買い物でも気にならないサイズの箱。とってもありがたいです。
それもそのはず。レンズの重さは236g!!
シグマの70mmマクロが570g、SONY90mmマクロが602gなので、その軽さは一目瞭然です。
箱から出してもとってもコンパクト!
だけど、小さいけれどSONY純正レンズらしく、AF/MF切り替えスイッチやフォーカスレンジ切り替えなどもあり、フォーカスロックボタンも備わってます。
マクロレンズって、フォーカスを合わせるのがシビアなので、このAF/MF切り替えボタンやフォーカスロックボタンが非常に便利なんですよね。
特に今回フォーカスロックボタンの使いやすさに改めて感動しました。
α7RⅢとのバランスも良い感じ。何より軽い
SONY α7RⅢに装着しても、やっぱりコンパクトです。
元々フルサイズミラーレス一眼の中では、コンパクトさを売りにしているα7シリーズなので、コンパクトなレンズとは相性が良いと感じます。
ボディとレンズで900gと1キロ以下になるのは、本当に嬉しいです。
長くもないので、取り回しも楽。
子供と一緒にいると、やはりレンズの長さが長いと首から下げているときに邪魔になるんですよね。
子供の目線に来るので長いレンズがぶつかりそうで怖いですし。
なので、やはりこのコンパクトさ、軽さはやっぱり魅力的だと感じました。
それでいて価格は控えめで、かつ等倍マクロでもちろんAF駆動、F2.8通しと性能も十分。
マクロレンズは高いし・・・と躊躇している人でも安心して使えるスペックだと思いますよ!
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α6500との重量バランスがめちゃめちゃ良い!!
また、軽量コンパクトなレンズなのでSONYのAPS-Cセンサーシリーズのα6500に装着した時のバランスが非常に良い!
α6500はコンパクトなので、やっぱり小さめなレンズが良くあいますね。
APS-Cだと換算75mmとちょっと中望遠になりますが、より大きく写せるので使いやすい。
ボディと合わせても700g以下。とっても軽いです。
サクサクAFも決まるし、ピーキングのおかげでMFでもピントも合わせやすいですし、実はかなり最強の組み合わせじゃないかなと思っています。
SEL50M28で撮った作例をちょこっと
α7RⅢ+SEL50M28の作例:やっぱりマクロ楽しい!
ということで、SEL50M28を使って撮った写真をいくつか紹介しますね。
まずはα7RⅢとの組み合わせから。
なぜフォークか・・・それは、フォトヨドバシのSEL50M28の作例がフォークだったから。
それ以上の理由はありません。
最短撮影距離まで寄って・・・
フォークの断面の削り跡までしっかり描写しています。ピント面の解像感良い!
ちなみにフォークはこちらのシリーズ。
関空をデザインしたレンゾ・ピアノデザインのカトラリー♪好き♪
マクロレンズを手に入れたら、もう何でも大きく撮りまくりたくなります。
グラスの縁にピントを合わせると、周りはふわふわにとろけてしまいます。
F2.8ですがマクロレンズですので、最短撮影距離まで寄ると、背景はボケボケです。
とろとろボケ好きとしては非常に好きな描写です。
普段付けている指輪も接写しちゃう。指輪に着いた細かい傷までしっかり撮れる。
ピントが合った場所はしっかり解像してて気持ちよいですね。
スナップ用途にも使える!ピント面はカリカリ解像!
マクロレンズなので、ついつい接写ばかりしてしまいますが、別にマクロ撮影だけでなく、スナップ撮影や子供の撮影なんかも普通にできます。
マクロレンズなので、AFは普通の単焦点レンズよりは遅めではありますが、もともとα7RⅢやα6500のAFスピードは速いので、それほど不便に感じません。
お茶を飲んでいる子供の撮影しても、瞳にバシッとピントが合って、瞳の中にあるランプまでしっかり写しちゃいます。かわいい。
瞳拡大チェックが大好きなはぴこも大満足です!
道端の葉っぱも綺麗に!
レンズが小さいので、カフェでも存在感なく撮影できます。
存在感消せるレンズってやっぱり良いですね。
α6500+SEL50M28の組み合わせの軽量さはすごく良い!
ここからはα6500との組み合わせ。
先日PC用のデスクを購入したのですが、その時の写真ですね。
換算75mmは室内ではやっぱりちょっと長いかなーと思いますが、それでもまだ許せる範囲。
もちろん、物撮りにもばっちり使いやすいです。
α6500と合わせると、コンパクトで軽いので、ブログ用の物撮り撮影に合いそうだなと感じました。
やっぱり軽くてコンパクトなレンズは、取り回しがしやすく使いやすいです!
気軽にマクロ撮影するなら軽くて便利‼良く写る!
50mmマクロがすべての人に合うとは言えませんが、100mm、70mmと使ってみて、やっぱり私には50mmマクロの画角と軽さがあっていると感じました。
もちろん使用用途によって、屋外で昆虫やお花を撮ることがメインの人は、おそらく100mmとか長めのレンズが良いんだと思います。
だけど、私は基本的に屋内で撮影することが多いですし、屋内で子供を撮るのにも50mmくらいが無理もなく広すぎずちょうど良い画角だなと改めて思いました。
SONYのフルサイズ対応レンズは、高くて大きいイメージですが、こちらのレンズは軽いですし5万円を切る比較的手が届きやすい価格です。
マクロレンズ的に使わなくても、スナップ用途にも使えるので、50mm付近の単焦点レンズが欲しいなって人にもピッタリ。