こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
子連れのお出かけには、小さくて軽いコンパクトなカメラが最適だ!と常日頃から言っていました。
正直今でもそう思うので、RX1RM2はとっても便利なカメラです。
子連れお出かけで、なぜカメラが邪魔になるかというと、重いって言うのも一因ではありますが、一番の理由は
何かしようとした時に、カメラをバッグに片付ける必要がありワンテンポ遅れる
じゃないかと個人的には思います。
例えば、抱っこをせがまれたときに、カメラを持っていたらそのカメラをバッグなりに締まってからじゃないと抱っこできませんよね。子供は待てない生き物なので愚図る原因になりかねません。
また、斜め掛けのストラップをして、たすき掛けでもOKですが、それだと長いレンズを付けているとぶらぶらと邪魔になったり、抱っこしようと前かがみになったときに、前に垂れてきて子供にぶつかりそうになったりしてしまいます。
重さだけじゃなく、安全性の面を考えてもなかなか大きいカメラを持ち歩けないのが実情です。
でも、今回Peak DesignのCapture V3を導入して、バッグにしまうことなくさっと固定して両手を開けられるようになると、子供を待たせずに抱っこできるしすぐに行動できるので、カメラを持って出かけることが躊躇せずに出来るようになりました!
今日は、購入したPeak Design V3の紹介と、実際に使用して感じたデメリットやメリットをママカメラの目線でレビューしてみたいと思います!
Peak Design Capture V3で両手をフリーに!
キャプチャーっていったい何?どんな製品?
こちらが私が購入したPeak DesignのCapture V3(シルバー)です。
実際に使用したうえで、使用感をレビューしようと思っていたので、すでに数回使用していて、使用感が出てしまっていますね。
なぜシルバーを購入したかというと、ディズニー旅行の直前に購入したのですが、その時ブラックよりもシルバーが安かったからという、ただそれだけの理由です。
特に大きな理由がなければ、ブラックの方がカメラの色に合うだろうなと思います。
シルバーもカッコいいので、気に入っていますけどね。
このCapture V3は、元々アウトドア・カメラマンが山登り等の際にカメラをさっと取り出せるように考えられたシステムだそうです。
写真のように、カメラに固定したプレートをキャプチャー本体にスライドさせて入れるとカチッと固定してくれるんです。
なので、このキャプチャー本体を自分の付けたい場所に装着していれば、プレートを付けているカメラをその好きな場所に固定することができるというわけですね。
慣れてしまえば、片手でカチャっと嵌めることができるのでとても便利なんですよ。
元々、Peak Designを常日頃愛用している神戸ファインダーのAkiさんが使用されているのを見て、便利そうだなぁ~と思っていました。本当に便利なシステムです。
ロック機構でカチッとはめたら固定されて安心
キャプチャーにプレートをはめるのは、さっとスライドさせるだけでOKなのですが、取り外すためには、ワンクッション必要になります。
キャプチャー横の黒いボタンを押さない限り、このプレートは外れないようになっているので、不必要にカメラがキャプチャーから外れることがないので安心です。
また、この黒いボタン部分にもロック機構がさらについていて、写真のように45度回転させておくと、このロック解除ボタン自体も押せなくなるので、更に安全性が確保されます。
こうしておけば、ふいに解除ボタンが押されてカメラが不安定になることも無く、非常に安全に固定することができるんですよね。
カバンの肩ベルトやボトムスのベルトに装着可能
それでは実際にカメラに装着していきますね。
カメラ本体には、カメラの三脚穴を利用してプレートを装着します。装着には付属されている六角レンチを使ってネジをしっかり締めることができます。
六角レンチだと、これを持ち歩いていないと出先で外せないという不便さはありますが、がっちり固定できるという点では安心ですね。
通常の利用方法だとこんな風に、カメラバッグの肩ベルト部分にキャプチャー本体を固定しておいて、胸の部分に固定するのが多いのかなと思います。
でも、小さい子連れ用途で考えると、ここだと抱っこの時に非常に邪魔になっちゃいますよね。
というわけで、我が家は基本的にズボンのベルトに装着する前提で購入しました。
ただ、このキャプチャーだけだと、このままズボン用のベルトに装着するとスライドする方向が下方向ではなく横方向になるため、ちょっと不便になります。
というわけで、もう1つアイテムが必要なんです。
ベルトへの装着をさらにスマートにしてくれるpro pad
ズボン用のベルトにキャプチャーを固定したい場合は、このプロパッドがあると非常に便利です。
まぁ、この見た目はこれ何するものなの?って感じの製品ですが、2000円くらいします。
このプロパッド、開くとこんな風にキャプチャーを固定するようなスリットが入っていて、この部分にキャプチャーのベースを通して装着します。
こんなスリットで大丈夫なの?と思いますが、結構しっかりと固定されていますし、あそびも無いので、結構しっかり固定できているので大丈夫です。
まぁ、遊びがない分、このベース部分を通すのが結構窮屈で大変なんですけどね。
そして、プロパッドをベルトに通した後に、キャプチャー本体で挟んで固定することで、使用可能となります。
こうすればベルトに装着しても、プレートの装着方向は下なので、通常の使用感で使用できますね。
また、プロパッドを使うことで、固定位置が少し下になるので、上着がベルト位置で大きくめくれることを防いでくれる効果もあります。
プロパッド、不要かな?と思うかもしれませんが、意外とないのとあるのとでは使い勝手が大違いなので、ベルトに付けるならぜひ購入してほしいパーツだと思います。
実際に装着してみた。
実際にCaputura V3をプロパッドを介してベルトに装着してみました!
モデルはもちろん!当ブログ専属モデルであるはぴおさんです。
上着の丈との関係性はこんな感じ。それほどめくれ上がることも無く安心です。
プロパッドは、ベルトを外さなくても、下から通して装着することが出来るので、外でも気軽に付け外しができますよ。不要な時はベルトから外すことが出来るので、便利です。
このベルトに固定したキャプチャーに、プレートを付けたカメラを上からカチッと音がするまでスライドして、装着します。
装着できました!
腰の部分にカメラが浮いているような、そんな不思議なビジュアルになりますね!
このビジュアルは、もしかしたら賛否両論なのかもしれませんが、私的にはこれはこれでアリかな?と思います。私自身が付けてても、それほど注目されることも無く目立ちません。
意外と、周りの人はそんなところ見ていないのかもしれませんね。
ただ、ストラップがプラプラなるのがちょっと気になるので、ここは同じPeak Designのアンカーリンクスのシステムを使って、ストラップフリーにしたいところですね。
本当に子連れで便利なの?メリットやデメリットを比較
Captureとは反対側に重心を置いて抱っこすると両立可能!
本当にこの状態で子供を抱っこすることができるのか・・・はぴおさんに試していただきました!
まずは4歳18キロ。そろそろ抱っこは卒業してほしい兄くんを抱っこしてもらいました。
身長は110cm弱。そこそこ大き目ですが、キャプチャーを装着している方向とは反対側の腕に重心を置くことで抱っこすることは可能です。
実際に私もこの状態で兄くん抱っこしてみましたが、特にカメラが邪魔!と感じることなく抱っこすることができますよ。
続いて1歳10か月11キロの小柄な弟くん。ちっちゃいので余裕で抱っこできます。
うちのちびっ子モデルたちはあまり撮影に協力的ではないので、ちょっと暴れかかってますが、そんな状態でも、しっかり抱っこすることができています。
心なしか、遠くの太陽の塔が微笑んでくれているみたいですね。
カメラを持っていても、こんな風にさっと装着して両手を開けることができて、すぐに抱っこできるようになるのは非常にありがたい製品だと思います。
実際に使ってみて感じたデメリット
非常に便利そうなこのCapture V3。確かに便利なのですが、実際に使用しているうえでいろいろ気になる点はありました。
実際に、ディズニーランドや燈花会で使用した時に感じたデメリットは以下の通り。
- 横に装着すると幅を取るのでぶつけやすい
- 座ったときに、椅子にぶつけたり足に当たって座りにくい
- カメラを外す時は両手での操作が必要なので、抱っこしながらは無理。
- 見た目がガチっぽく見える・・・?
ベルトに装着すると、自分の体の横部分に付けるとカメラが体の幅よりも外に出てしまうので、ちょっとぶつけやすくなってしまいます。狭いとことを通るときとかは、結構注意が必要です。
また、椅子に座ったりするときはどうしても太ももや椅子にカメラが当たりがちです。
椅子に座る前にカメラを外せば?と思われるかもしれませんが、ディズニーランドのアトラクションとか乗るときに、子供を抱っこしつつ乗って座る、なんてことは良く発生するので、なかなか回避できないんですよね。
でも、そこはベルトに装着しているプロパッドの位置を、ベルトのループとループの間をずらしてみて、調整して収まりの良い場所を見つけることで対処することは出来ました。
ただ、その点でも長さの長いレンズを装着した場合は注意が必要かもしれません。
そして、大きなデメリットとしては、カメラをキャプチャーに装着する際は片手で大丈夫なのですが、取り外す時には片手でロックボタンを押しつつ、カメラをスライドして外す必要があるので、両手が必要になってきます。
そのため、片手で子供を抱っこしつつ、片手でカメラを構えて写真を撮るという作業は難しくなってしまいますね。
そういった場合は、素直にストラップを斜め掛けしておいた方が便利だと思います。そのため、私もストラップは常時装着したままで使用しました。
それでも両手が空いて抱っこできるメリットは大きい!
なかなかいい感じ~😍
でも子連れだと写真撮るのに集中なんてできない!構図とかなにそれおいしいの?って感じです(笑) pic.twitter.com/UOtV2rn2Vi— はぴこ@物欲抑制中 (@HappyTravelerwK) August 4, 2018
それでも、やはり両手がぱっと空くことはメリットの方が多いと思います。
お会計をするときや、食べ物を受け取るとき、子供を抱っこするとき以外でも、やはり両手をぱっと空けたいというタイミングが多いので、その時サッと行動できるのは非常に便利です。
また、斜め掛けにしている時はプラプラしないように、常にストラップを意識しながら行動していたのですが、キャプチャーはその点を気にせずに作業に集中できるのも良いですよね。
実際私は人の多いディズニーランドでは、人にぶつからないよう、自分の体の前部分に来るように装着して使用したため、人にぶつかることを心配しなくてよかったのも大きいと思います。
まぁ、ここに付けていると座るときに邪魔になるので、座るときは、少し外側にスライドさせたりして臨機応変に装着場所を調整出来たのも便利でしたよ。
何より、両手を開けるためにバッグを降ろしたりしなくて良いってのが、本当に楽ちんなので私にとってはデメリットよりもメリットの方が大きいと思います!
Captureはさっと手を開けられるのでママの強い味方です
子供とのお出かけって、ただでさえ荷物も多いですし、気にしなければいけないことも他にもあるので、そこまでして大きいカメラ持ち歩きたい?と思われるかもしれません。
でも、子供の最高の写真を撮る!って言うのが私の一番の趣味なので、そこは何とか工夫して実現したいなと思っています。
確かに、子供とのお出かけの時は小さくて軽いカメラが一番だ!と今でも思いますし、実際ぱぱっと撮るのにはiPhone等のスマホも便利だとも思います。
でもね、後から子供たちの写真を見返したときに、やっぱりちゃんとしたカメラで撮影した写真の方が自分の気持ちにググっと来るんですよね。
だからこそ、これからまだまだ成長していく子供たちのことを妥協することなく写真に残していきたいなと思い、今こんな風な構成になっています。
実際、このキャプチャーを導入するまではサブ機にはもっと小さいミラーレス機を購入しようかな?と思っていました。
でも、このキャプチャーの使い勝手が非常に良かったので、サブ機も大きいカメラでも大丈夫かも!という後押しになったのも事実です。
今まで子連れだからと躊躇していたフルサイズのミラーレスカメラを、普段から持ち歩こうという気持ちにさせてくれたこのCapture V3は、大きなカメラを使いたいママやパパにとって非常に便利な製品ですよ!!
ベルトに装着する場合は、Pro padもお忘れなく。