
こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
この年末年始、実家の帰省にα7RⅢを持って行きました!
なかなか、仕事復帰してからゆっくりじっくり写真を撮る時間が取れなくなっていたのですが、今回長期休暇中に使ってみて、改めてα7RⅢってすごいカメラだなと実感しました。
2017年12月に購入してからちょうど1年経過したことになるので、良い機会ですし、今の気持ちを率直にレビューしたいなと思います。
帰省前半の写真はこちらの記事をどうぞ!

SONY α7RⅢを1年使ってみての徹底レビュー
1年経っても見劣りしない。素晴らしいカメラ性能

2018年の下半期は、いろんなメーカーからフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラの新製品が発表されました。
あまりスペックなんかを書く私ではありませんが、2018年に発売になった主な製品とα7RⅢのスペックをちょっと比較してみました。
SONY α7RⅢ | NIKON Z7 | CANON EOS R | |
価格 (2019/1/5時点) | ¥279,000 | ¥309,000 | ¥193,000 |
センサー | フルサイズ 35.9mm×24mm CMOS |
フルサイズ 35.9mm×23.9mm CMOS |
フルサイズ 36mm×24mm CMOS |
有効画素数 | 4240 万画素 | 4575 万画素 | 3030 万画素 |
ローパスフィルターレス | ○ | ○ | |
撮影感度 | 標準:ISO100~32000 拡張:ISO50~102400 |
標準:ISO64~25600 拡張:ISO102400相当 |
標準:ISO100~40000 拡張:ISO50、51200、102400 |
連写撮影 | 最高約10コマ/秒 | 約9コマ/秒 | 最高約8コマ/秒 |
撮影枚数 | ファインダー使用時 :530枚 液晶モニタ使用時 :650枚 |
ファインダー使用時 :330枚 液晶モニタ使用時 :400枚 |
ファインダー使用時 :350枚 液晶モニタ使用時 :370枚 |
5軸手ブレ補正 | 〇 | 〇 | |
タッチパネル | 〇 | 〇 | 〇 |
防塵・防滴 | 〇 | 〇 | 〇 |
4K対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
重量 | 572g | 585g | 580g |
価格帯で考えるとEOS Rはα7ⅢやZ6と比較すべきなのでしょうが、各社の現時点でのミラーレス機最高峰と比較するために、一緒に表にしてみました。
比べてみても、約1年近く先に発売になったα7RⅢですが、スペック上でもわかるように、他メーカーの新しいフルサイズミラーレス機と全く見劣りしないスペックになっています。
そこは、フルサイズミラーレス機という分野では数年の開発アドバンテージのあるSONYだからこそだとは思いますが、おかげで新製品に全く目移りしないで済みました!
こんな高性能なカメラ、本当に必要か??と1年前に悩んだ私ですが、結果として頑張ってその時の自分の中で一番最高を買っておいて本当に良かったなと思います。
もちろん、他のメーカーの新しいカメラも気にはなりますが、それでも現時点の私にとっても一番欲しいと思えるカメラはα7RⅢだなと感じます。
安心の描写力と解像感。

私は写真を撮るのは好きだけど、写真を撮るためにどこかに行ったりとか、ずっと設定を弄ってカシャカシャ試して撮ったりということは基本的にやりません。
というか、子供達との生活の中で、隙を見つけては子供たちを撮ったり、風景を撮ったりという隙間を利用した撮影をするので、カメラ任せで撮ることが多いです。

そんな私のような、カメラの性能に頼りっきりの人間が撮っても、しっかり懐深く受け止めて素晴らしい写真を生み出してくれるα7RⅢは、やはりすごいなって感じます。
もちろん、上のような星を撮るときには、自分なりに設定を弄って撮ったりもしますが、別に絞り優先モードで、ほぼカメラ任せに撮ったって綺麗に撮れちゃうんですよね。

黄金に輝く大村湾の夕日も、車の助手席からパシャっと撮っただけなのに、こんなに印象的に綺麗に撮れちゃうんだもん。すごいとしか言いようがない。

何にもいじらない、jpeg撮って出しなので、かなりハイキーな写りになっていますが、それはそれで、この雰囲気が素敵だなと感じるんですよね。
私はSONYが作る絵作りは結構好きなので、jpegそのままの色を楽しむことも多いです。

サービスエリアにトイレ休憩で止まった時、空の色が綺麗だったから、ぱぱっと撮った写真なのに、その時の綺麗な空のグラデーションをちゃんと再現してくれる。
本当に信頼のできる素晴らしいカメラで、私はその力に頼りっぱなしだと思います。
カメラが優秀すぎると、撮る楽しさが無い!という人もいますが、私は綺麗な写真が撮れたらそれで幸せなので、まったく問題なく楽しく使えています。
やはり撮れる写真が素晴らしい!って言うのが一番ですからね。
ボディ内手振れ補正は、望遠レンズとの相性最高

α7RⅢは高画素機なため、手振れが結構シビアに効いてくるカメラでもあります。
でも、強靭なボディ内手振れ補正を搭載しているため、手振れが顕著となる望遠レンズを使ったときでも、まったく手振れを気にすることなく撮影に没頭することができます。

姉家族のよさこいステージを見に行ったときに、ついでに見たボートレースの様子も、望遠ズームレンズで試しに追いかけてみましたが、サクサクと撮影することができました。

兄くんとよさこいに出場する甥っ子。
甥っ子と兄くんは2歳差があるので、身長はだいぶ違う(兄くんはちょっと高いところに乗っている)のですが、体重はほぼ同じw甥っ子細い。

細い体だけど、一旦ステージに上がれば、キリリとした表情で踊っていました!
望遠レンズで、激しく踊る甥っ子の雄姿もしっかりとらえることができました。

こちらはかわいい姪っ子。高校生なので、そろそろよさこいは卒業かな?と思ってたけど、結構楽しそうに踊ってて、小さい頃のままの笑顔で、ちょっと嬉しかった。
激しく踊っていても、顔認証と手振れ補正でびしっと撮りたい被写体にピントを合わせることができるので、本当に頼れる強い味方です。
ちゃんと甥っ子にも姪っ子にもピントがばっちりあった写真を撮ることができました!
結局私が一番撮りたい写真て、自分が撮りたい人の一瞬を逃さず残すことなんですよね。
子供たちの日常をサクサク撮れるので最高に楽しい!

だから、やっぱり私は私の大切な子供たちの日々の何気ない様子をしっかり残していきたい。

もちろん、暴れまわる子供達なので、顔認証や瞳AFが付いていたとしても、写真のように被写体ブレしちゃうことだってたくさんあります。
そんな風にブレた写真も可愛いので、それはそれでとても良い写真だと思っています。
だけど、やはり機能が付いていれば、たとえ暗い室内で撮影したとしても、しっかりピントがあった写真の枚数を増やすことができる。それだけで、価値があると思いませんか?

ゼリーの中のミカンだけ、ほじくりだそうと一生懸命になっている姿も可愛い。
夜の間接照明の室内でも、こんなに綺麗に残すことができる。

実家の暗いくらい和室で、二人並んで寝ている姿を、電気を付けずにそっと撮影しても、こんなに綺麗に撮れちゃう・・・撮って出しでこれって素晴らしい。
私の残したい日常を、しっかりと綺麗に残してくれる。
それを叶えてくれるα7RⅢだからこそ、1年経っても全く不満も無く楽しく子供たちの日々を撮影することができるんだろうなと感じています。
私が撮りたいものは、このカメラで撮れるから不満が無いわけです。
サブ機は迷走したけど、メイン機は全くブレません
2018年は結構カメラやレンズを買い替えた印象が強いかもしれません。
だけど実は迷走していたのは、サブ機や旅行用のカメラであって、メイン機は全くブレずにα7RⅢを入れ替えようなんて、一度も考えることなく過ごしてきました。
それだけ、α7RⅢには絶大な信頼を寄せています。
というか、α7RⅢがすごいので、ついついサブ機に求めるスペックも上がりがちになってしまい、同じセンサーが載っているフルサイズコンデジに手を出してしまったりしたわけで。
つまりはSONYの生み出す高画素フルサイズセンサーの写真が大好きなんです。
写真の質がどうとか、細かい描写がどうとか、そういう難しい比較は一切できないですが、α7RⅢで撮った写真が私の大好きな写真であることは間違いありません。
子供を撮るのに、こんなスペックが必要か?とも思わなくも無いのですが、このカメラが生み出す写真が好きだからこそ、このカメラで子供たちをたくさん撮りたいと思わせてくれます。
私の大好きな人たちを、私が最高に綺麗だ!と思える写真に残すことができる。
それが私がカメラに望む一番のことなのです。
そして、それを叶えてくれる現時点での一番のカメラがα7RⅢだと現時点では思っています!
以前レビューした記事も合わせてどうぞ
