
こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
子供が生まれるから!という理由でカメラを購入される方も多いように、子供はカメラが趣味なパパ・ママにとって最高の被写体です。
可愛いわが子を最高かわいく残すために、ちょっと奮発して一眼カメラを購入される方も多いはず。
まずはレンズキットから始めて、次に買うなら明るい単焦点レンズ?などレンズを選べるのも、レンズ交換式のミラーレス一眼や一眼レフの楽しみの一つですよね。
ここで、新たにレンズを選ぼうかなと悩んでいる方に、1つご提案が。
小さなお子さんのパパさん・ママさんには、「寄れるレンズ」がおすすめです!
ここでいう「寄れる」とは、物理的な意味での「寄れる」ということで、レンズの最短撮影距離が短いレンズのこととします。
今日はいかに「寄れるレンズ」がパパママにおすすめなのか、その理由を教えます!
小さいお子さんを撮るパパ・ママには「寄れるレンズ」がおすすめ!
「寄れる」ってどういう状態?

写真において「寄る」というのは、撮りたい被写体を「大きく」写したい場合に使うこともありますが、被写体にかなり近づいても合焦するレンズのことをいうことが多いです。
つまり、撮りたいものに近づいてもピントを合わせられるレンズのことですね。
基本的に、カメラと被写体の距離が近ければ近いほど、背景が被写体から遠ければ遠いほど、背景がボケやすく、被写体が浮き立つように撮影することができます。
この「寄れる」かどうかを左右する指標が「最短撮影距離」という項目です。
最短撮影距離とは、そのレンズを使うとカメラのセンサー面からどれくらいの距離まで被写体に近づけるかを表す数値になります。
寄れないレンズだと何がダメなの?

被写体に寄れないレンズというのは、最短撮影距離が長いレンズのこと。
つまり、撮りたいものから離れないとピントが合わないレンズのことになります。
なので、可愛い我が子を近づいて撮りたいのに、かなり離れないとピントが合わないから、せっかく近くにいるのに、距離を保ちながら撮影することになります。
いつもそばにいたいのに!近づきたいけど近づけない!!
そんな恋する乙女のようなもどかしさで被写体と向き合わなければいけないのです。
どうして小さい子供に「寄れる」ことが必須なの?

じゃあ、どうして小さい子供のパパ・ママに寄れるレンズが必須なのでしょうか。
大きな子供と違い、小さい子供ってママやパパとの距離がすごく近いんです。
まだ歩くのもたどたどしく、いつ転ぶかひやひやしながら後を追いつつ写真を撮ることになるので、すぐに手を伸ばしても届くくらいの距離でそばにいたいですよね。
また、小さい子供はトリッキーで予想外の動きをしたりします。
向こうにば~~~~!!って走り出したと思ったら、くるりと振り返って、パパやママをめがけて突進してくる。
もし、最短撮影距離の長いレンズを使っていたら、そんな風に自分の近くに突進してくる子供をとらえる隙も無く、ピントが外れて撮れなくなってしまいます。
でも、「寄れる」レンズであれば、たとえ足元に抱き着いてきたとしても、しっかりとピントを合わせて撮ることができるので、可愛いお顔を逃しません!
寄れて軽いレンズが子供撮りにぴったり!

というわけで、私は子供との距離が近いまま撮影できる寄れるレンズが大好きです。
手持ちのレンズも、「最短撮影距離」を気にしつつ選んでいることが多いです。
例えば、富士フイルムのカメラを使っている時に購入したこちらのレンズ。
XF16㎜ F1.4

明るい広角の単焦点レンズですが、最短撮影距離が15㎝とかなり近くまで寄れるんです。
被写体にぐっと寄って撮れ、かつF1.4と非常に明るいレンズなので、背景も綺麗にボケるし、きりきりっと写るとても良いレンズです。
また、現在メインで使用しているα7RⅢ用の広角ズームレンズも結構寄れるレンズ。
SEL1635Z(FE 16-35mm F4 ZA)

超広角域で被写体にぐっと寄ると、パースがかかって面白い写真になりますよね。子供との距離感も近いまま、子供と周りの景色を撮ることができるので、旅行にピッタリのレンズです。
また、標準ズームで付けっぱなしにしているこちらのレンズも寄れるレンズ。
Tamron 28-75mm F2.8

こちらのレンズも広角も望遠端でも、しっかり被写体に寄れるし、F2.8と明るい大三元ズームレンズなので、もう常時付けっぱなしでも全く問題ないレンズです。
また、レンズというくくりではありませんが、こちらのカメラたちもレンズ固定式ですが被写体にぐっと寄って撮れるので非常に便利です。
X100F

こちらのX100Fは、富士フイルムのサービスステーションでレンタルした際、抱っこ紐で抱っこしている弟くんの写真がしっかり撮れたことで、惚れてしまったカメラです。
マクロ域もシームレスに切り替わるので、被写体との距離を気にせず撮影できるのが、子連れでわたわたっと撮影する私にはかなり便利でした!
そして、現在のお気に入りコンデジのこちらも、しっかり寄れるカメラです。
RX1RM2

X100Fと違って、RX1RM2はマクロ域になると切り替えが必要ですが、それでもしっかり被写体に寄って撮影できるため、子供の撮影にもぴったりです。
4枚目の足元に抱き着いてきている写真はこのカメラで撮りましたが、コンパクトなボディで片手でぱっと撮ることができるのに、フルサイズセンサーの描写力なので、本当に大好きなカメラですね。
レンズの「最短撮影距離」気にしてみてくださいね!
という感じで、常にそばにいる必要がある小さな子供がいる家庭では、やはり最短撮影距離が短い「寄れるレンズ」は必須だと思います!
マクロレンズは寄れるレンズではあるのですが、画角が長いと、画面いっぱいに子供が写ることになることも多く、結果離れざるを得ない場合もあります。
例えば、こちらのマクロレンズ。

マクロレンズなので、子供たちに近づけるのは近づけるのですが、画角が100mmと長いため、ある程度離れないと子供たちをドアップで写すことになってしまい、ある程度距離を置かないといけなかったレンズです。
とは言え、マクロレンズでも風景写真撮りもポートレートも出来るので便利ですね!
というわけで、新しいレンズが欲しいな~って思ったときは、「最短撮影距離」もチェックする項目に加えて、便利な「寄れるレンズ」を選んでみてくださいね!