こんにちは!はぴこ(@HappyTravelerwK)です。
私はメインのカメラとしてSONYのフルサイズミラーレスカメラであるα7RⅢを使っています。以前は、CANONのフルサイズ一眼レフEOS 6Dを使用していましたが、半年前に大きな決断をしてマウント変更を行いました。
>>CANON歴8年の私がSONYのαにマウント乗り換えした理由
CANONからSONYへとマウント変更するとき、それまで使っていたレンズが使用できなくなるのでは?と懸念されるのですが、実はすごく良いマウントアダプターがあって、それを利用することで手持ちのレンズ資産を引き継ぐことができます。
それがSIGMA製のMC-11というマウントアダプターです。
MC-11は、これまで持っていたEFマウントのレンズもEマウントのソニーのカメラに使用することができ、かつオートフォーカスも利用できるという超優れものアダプターなんです。
なので、マウント変更したのでまだSONY製のレンズ資産は多くないのですが、手持ちのEFマウントのレンズを活用して行けばいいかなと思っていました。
でも、やはりアダプター経由だと特に望遠側が辛いなと感じるようになったんです。
α7RⅢ用にEマウントの望遠レンズが欲しくなった理由
広角側は良いけど望遠側のAFの迷いがすごい
この週末、家族で大阪国際空港に遊びに行こう!となり、せっかくなので望遠レンズつけて飛行機の写真を撮りたいなと思い、久しぶりに望遠側のレンズを取り出しました。
我が家の唯一の望遠レンズ・・・というか便利ズームレンズのこちらのレンズ。
CANON EOS kiss X4用に購入したレンズで、APS−C専用レンズなのですが、α7RⅢにはAPSモードと言って、APS専用レンズも子葉できるモードがあるので使えるんです。
というわけで、早速MC-11経由して動作確認しようとしたところ・・・
望遠端での挙動がなんというか、非常に怪しい感じに。
音はこんな感じ。(旦那がテレビ見てるからその音も少しします💦) pic.twitter.com/Yuq1ZIzxIa
— はぴこ@物欲大魔王 (@HappyTravelerwK) June 23, 2018
動画は背景にTVの音も入ってるのであれなのですが、AFは迷うし微調整にカタカタカタカタ言うしで、正直イマイチな挙動を示していました。
以前も望遠端はAFが迷いやすいな〜とは思ってましたが、ここまでカタカタいうほどだったかな?と思うくらい、意外な挙動。広角側はそれほど迷いはしません。
でも正直望遠側の挙動をみると、ちょっと使うのは躊躇してしまうなと思いました。
まぁ、そうは言っても写真は撮れるのは撮れるので、とりあえず写真の写りがよければそれで良いし!と思って、次の日空港で使ってみることにしました。
MFでもうまく追従できない望遠端
AFがカタカタ言いまくるので、ある程度はMFでピント合わせて撮った方がいいかな〜と思って使用していたのですが、やはり私のピント合わせ能力が乏しいので、ピント外すことがしばしば。
動く飛行機もそうですし、動き回る子供たちもまったく追うことができません。ピントが合ってるような合ってないような・・・
こんな状態なので、おそらく運動会にこのレンズ構成で挑んだとしても、満足できる写真が撮れるとは到底思えない感じでした。
いくらAFが効くと言っても、マウントアダプターを介してたら辛いですね。追従AFも使えないし、ちょっと微妙な使用感でした。
せっかくの高画素機なのにレンズ性能が対応しきれていない
そして、なによりも決定的だったのは、撮影された写真たちの出来ががっかりだったこと。
広角から望遠までの、高倍率便利ズームなので、仕方ないといえば仕方ないのかもしれませんが、正直・・・なんかねむた〜〜〜い描写で、まったくすっきりしない。
ピントが合っていても、ピントが合っていないような、1層モヤがかかっているようなそんな写りですし、周辺ものっぺりとして潰れてて解像感がありません。
そりゃ35mm換算で400mmと高倍率にはなりますが、それでもあまりにも写りが悪いなという感じがしました。
![](https://happyhappyfamily.com/wp-content/uploads/2018/06/20180625-6-434x650.jpg)
広角側ならAFも合いやすく、それなりに綺麗には写ります。X4と一緒に使っているときは、望遠端でもイマイチとは感じたことなく、結構良く写るな〜なんて思ってたんですけどね。
解像感のある写真を見すぎて、私の目が肥えてしまったのか、それとも単純にレンズの性能なのか。高画素機であるα7RⅢとの相性はあまり良くないようです。
せっかくのフルサイズなのでやはりフルサイズとして使用したい
また、やはりフルサイズのボディなのでフルサイズ対応のレンズを使用したいなと感じました。
望遠側についてはAPSモードのほうが焦点距離が1.5倍になるため有利ですし使いやすいのですが、できればフルサイズ+APSモードの2パターンでの撮影がやりやすい。
基本的にフルサイズで撮影しつつ、さらに望遠が必要な時にAPSモードに切り替えて使うというやり方が個人的には使いやすいんです。
元々が高画素機なのでAPSモードにしても1800万画素と十分トリミングに対応できる画素数ではありますが、せっかくのフルサイズセンサーですもん、すべてのセンサーを生かしたいですもんね。
さいごに
というわけで、子供の運動会に向けてちゃんとした望遠レンズが必要だなと痛感しました。
X4との相性はとてもよく、描写についても特に違和感を感じていなかったTAMRONの便利ズームでしたが、私の目が高画素機に慣れてしまったせいなのか、それとも単純に相性が悪いのか、α7RⅢと組み合わせて撮った写真は到底満足できない写りに感じました。
ここはやっぱり、きちんとしたEマウント用の望遠レンズが必要なんだろうなと思います。
今現在、SONYのフルサイズEマウントに対応した望遠レンズは、レンズメーカーからの発売はなく、SONY純正レンズのみとなっています。
フルサイズ用とあって、どれも高価だし、それぞれに強み弱みがあってなかなかこれ!と簡単には決められそうにありません。
ということで、次回はSONY製フルサイズ対応の望遠レンズを比較して、私の用途に合ったレンズ探しを考察してみたいと思います。
望遠レンズは手持ちレンズでいけると思ってたんですけどね。やっぱりかわいい子供達の運動会なので、ビシッとキリッと綺麗に撮影したいなと思いました。